『おこちゃま』

井口奈己監督の
「人のセックスを笑うな」を観た。

今は使えない…ちょっとフタしとこ…と、
不要物扱いすることで
大人のフリをしていた…
“乙女心”

すでに
忘れてしまって数年。

この映画を観ながら
痛いトコをつかれたような…
自分ってこのままでいいのだろうか…
というような

胸がこそばゆくなる感じになった。


永作さん演じるあのお姉さんの、人を子供扱いする時の手腕は
見事であり…
勉強になるし（何の？）

子供扱いされても
似合う青年、
無口で大人っぽいような無邪気で幼いような
不思議な感じの松山さん。

このふたりのやりとりが面白く…。
絶妙だった。

あがたさんが大好きな私は彼が出て来て
それだけでも
ハートをわしづかみ。
井口監督大好きや。
何か思い出したくて
もういちど観たくなる。そんな気持ち。


『ぐるりのこと』を観て泣いてしまう私。
友達や先輩からも
いろいろな感想をいただき…
とても嬉しくなるのですが…。

このブログでも、
現場の様子や礼子さんの『ぐるり』の感想を…
とのありがたいリクエストがあり…
何度もトライするも
熱い気持ちがあるも
なぜか書けません。

思い入れが有り余るせいか…人の手を挟まずしてダイレクトにここに
現場での自分の気持ちが載ることは難しいことのようです。

ごめんなさいね。

夏休みの帰省で、
久しぶりに再会した妹と『ぐるり』観たことも非常に感慨深く…、
帰りの車中でいろんな話をした。
橋口監督の映画は
観終わって、
話がしたくなります。
大切な人と観て、
たくさん話をして欲しいな…。

今はこれが
精一杯。

アリガトね、みんな。