小学生の頃…
寒い真冬に川の土手を何キロか走ってくマラソン大会が苦手であった。
練習も辛いが、
いよいよ間近にせまってきて、友達同士が
「一緒にゆっくり走ろうや」
とか言い合っているのを聞くと
自分もそういう風にしようかなあ~…
とちょっと思い始めたりして、
なんだか落ち着かなかった。
あれは何年生だったか…
理科で天体を習って、
星から届く光は
何光年か離れている分だけ
時間は遅れて届く…
こんなことを知った。
ということは…
何の星かは忘れましたが、
ものすっごい離れている星へ瞬間移動をして
とてつもない大きな天体望遠鏡で
地球の日本のある場所を覗いてみると、
そこにはマラソン大会に悩んでいる少女ではなく、
なんと平安時代の皆様が
着物を着て廊下を歩いているという、
距離の光の計算となるではないか。
空を仰いで勝手に想像してきながらも、
しばし頭がからっぽになってしまったのをよく覚えている。
おかげで、そのことのほうが大事件になってしまい、
マラソン大会どころではなくなり、
頭も疲れて、ぐっすり眠り込んだ大会前日となったのだ。
もちろん大会本番も、
その遠い星が元気づけてくれて、
いつもより
ちょっぴり順位をあげる結果となったように記憶している。
現実逃避というと、
最大級の逃げ方にも思える星の話だが、
気持ちが楽になって、
さらによい結果が出るなら…
いいんでないの?
ツラいとき…
使えそうなら…
遠くの星に…
ちょっと想いを寄せて見て下さい……。
寒い真冬に川の土手を何キロか走ってくマラソン大会が苦手であった。
練習も辛いが、
いよいよ間近にせまってきて、友達同士が
「一緒にゆっくり走ろうや」
とか言い合っているのを聞くと
自分もそういう風にしようかなあ~…
とちょっと思い始めたりして、
なんだか落ち着かなかった。
あれは何年生だったか…
理科で天体を習って、
星から届く光は
何光年か離れている分だけ
時間は遅れて届く…
こんなことを知った。
ということは…
何の星かは忘れましたが、
ものすっごい離れている星へ瞬間移動をして
とてつもない大きな天体望遠鏡で
地球の日本のある場所を覗いてみると、
そこにはマラソン大会に悩んでいる少女ではなく、
なんと平安時代の皆様が
着物を着て廊下を歩いているという、
距離の光の計算となるではないか。
空を仰いで勝手に想像してきながらも、
しばし頭がからっぽになってしまったのをよく覚えている。
おかげで、そのことのほうが大事件になってしまい、
マラソン大会どころではなくなり、
頭も疲れて、ぐっすり眠り込んだ大会前日となったのだ。
もちろん大会本番も、
その遠い星が元気づけてくれて、
いつもより
ちょっぴり順位をあげる結果となったように記憶している。
現実逃避というと、
最大級の逃げ方にも思える星の話だが、
気持ちが楽になって、
さらによい結果が出るなら…
いいんでないの?
ツラいとき…
使えそうなら…
遠くの星に…
ちょっと想いを寄せて見て下さい……。