合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

アニマルレスキュー・マグネットプレゼントします

2006-03-28 | 動物といっしょ


沖縄で緊急の里親募集があります。



spay(避妊)&neuter(去勢)を!



4月16日追記:このマグネットを2名 あと1名の方にプレゼントします。ご希望の方は4月末日までにコメント欄またはメール(画面左)に「マグネット希望」と書いてご応募ください。(このプレゼントは終了しました。今後はカウンターキリ番のプレゼント賞品にします)


プレゼントの応募は、アニマルレスキュー活動に広い意味で関わっている方(シェルターや保健所からペットをアダプトした方や迷い犬を保護した方も含みます)、関心のある方、そして不幸な動物を減らしたいと願う方、できればこのマグネットを車に付けてくださる方が対象です。このマグネットは5ドル。レスキュー団体への寄付として支払ってあります。どこかでレスキュー活動の広報に役立てていただければ幸いです。

以下、足跡部屋へnanaさんよりいただいたコメントへのお返事です。

★nanaさん、
取り急ぎお返事します。
この件に関しての情報は多少目に入ってきています。ただ、現在私自身もこちらで動物保護活動の末端に携わる中、少々気がかりな部分もあるのです。

現在、長野県軽井沢町で悪質なブリーダーが虐待している事実が民間に知られ、全国から寄せられた善意で多くの犬がレスキューされたものの、結局業者は処分されず営業を続け、結果的に善意がこの悪徳業者を助けた形になってしまっている、と聞きます。


今、目の前にいる処分直前の犬たちを助けることによって万が一、もっと多くの不幸な犬たちを増やす事態を招くことだけは避けなければなりません。


アニマルポリスのない日本ではこういう許せない【犯罪】がまだまだ多い。(いや、アメリカでも多いです)沖縄の件は、まだ事情がよく飲み込めていないのですが、つい慎重になってしまいます。でも期限まで日数がなく焦る事情もわかります。


我々もこうして「明日処分される」というマミーとベイビーを引き取ってきたことがありました。ただ、その時はレスキュー団体がきちんとした組織で、里親募集や医療費の負担などはきっちりとしてくれること、もし自分たちがフォスター(一時預かり)をできなくなった場合、どうなるのか、自分たちに本当に可能なのか?を十分に確認・検討した上でできたことです。



その時の事情
2005/1/28 「迷ってます 子犬の里親」 
2005/1/29 「一時預かりボランティア」 
2005/1/29 「Good Newsです!」 
2005/1/30 「チャウの母子を引き取ってきました」 


そして、我が家のHope。彼女はパピーミルと呼ばれる劣悪な繁殖業者の下で、売り飛ばすためにたくさんの子犬を産まされ、ボロボロになって瀕死のところをレスキューされ、我が家に来ることになりました。

2004/11/12 「重大発表 我が家に希望がやってきた!」 



保護された当時、Hopeは点滴に繋がれて、9日間生死の境を彷徨ったそうです。更に汚物にまみれ、皮膚病に冒されていた彼女は、全身の毛を刈り取られました。口の中にはエプリスという腫瘍があり、うちにきてすぐ、また全身麻酔の手術に耐えなくてはなりませんでした。


私はHopeをそんな目に遭わせた人間を許しません。


一人でも多くの人に現状を知って、判断して欲しいので改めて記事にさせていただきました。


そして、生まれた動物たちをレスキューするよりも、去勢・避妊手術を徹底する方がずっと多くの命を助けられるのだ、ということをもっと知ってほしいと願います。

symbol7一人でも多くの人の目に。→一時的にまた犬ブログへ!ご協力お願いします。「どらどら」

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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (may)
2006-03-28 02:17:41
TAMAさん 涙が流れてどうしょうもない~~イ!!
世の中には許せない人って・・いますよね。
 
ホプちゃんにこんな過去があるなんて夢にも
思わなかった。。。でも今彼女はTAMAさんちで
本当の幸せ見つけられたんですね。。。

沖縄の記事も読みましたが力不足で何も
できない自分に腹立ちます。。。

ただ私に出来るのは うちの子供達4匹を
最後まで責任を持って育てる事・・・
それだけです。
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Unknown (づみ)
2006-03-28 07:27:23
うちも母のところに来ているポメラニアンは後一日と言うところで妹が引き取り、その後母のところに来ています
声帯手術されていて吠えることができないです
最近おばあちゃんになって噛むのがつらいのか味噌汁ご飯しか食べなくなりました

大切な命
大事にしてあげたい

人間の身勝手さで動物たちを不幸にするのって最悪ですよね
少しでも犠牲になる子が減ること祈ります
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Unknown (たいゆう)
2006-03-28 08:15:52
車にレスキューのシール、貼れますよ。でもレスキューには関心はあっても携われていません。それでもいいでしょうか?

沖縄の里親募集のHPを見てきました。みんなかわいそうに。nanaさんの意見も読み、複雑な気持ちです。

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Unknown (nana)
2006-03-28 09:20:59
TAMAさん、無理なお願いを聞いて下さり、感謝しています。
また、同時に自分の行動は軽率だったのかな?
とも感じています。
沖縄の記事は、どういった経過であの様な状態になってしまったのか、余り詳しく書かれておらず、私もそこは疑問に思う事でした。
また、仮に業者が罰せられたとしても、日本の法律ではせいぜい1年以下の懲役、100万円以下の罰金程度で済んでしまうので、悪質業者が後を絶ちません。

日本の動物愛護及び管理に関する法律
http://www.houko.com/00/01/S48/105.HTM

日本でもアニマルポリスを作ろうという動きもあるようですが、まだまだ実現困難な状況のようです。
私としては動物のペットショップにおける店頭販売を一刻でも早く止めて欲しいという気持ちがあります。
可愛らしい動物の赤ちゃんを見て飼ってしまい、大人になったら捨ててしまう話もよく聞きます。
また、ペットショップから買う人が保健所から犬、猫を引き取ってくれればどれだけ多くの命が助かるのだろう?と思います。

少々古い記事になりますが、ペットブームの陰に・・・
http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0303/28_01/

動物を自分達と同じ命と感じられればこんな事にならないのに、と悲しく思います。
今回、私の不躾なお願いを聞いて下さり、本当にありがとうございました。
また、レスキュー活動に携わってるTAMAさんのお話で、レスキュー活動の難しさが理解できました。
TAMAさんのお話を肝に命じて、これからは慎重に行動します。
本当にありがとうございました。
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Unknown (TAMA)
2006-03-28 11:01:56
★mayさん、
お仕事前のさわやかな朝にごめんなさい。
そうなんです。ホプちゃん、大変だったのよ。だから今でもあまり上手に歩けません。人生の(犬生の)ほとんどをずっと檻の中から出してもらえずに過ごしたので。

>>ただ私に出来るのは うちの子供達4匹を
最後まで責任を持って育てる事・・・

うんうん、私も本当にそう思います。それが一番大切なことなんじゃないでしょうか。
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Unknown (TAMA)
2006-03-28 11:03:29
★づみさん、
そうでしたね、愛嬌のあるポメちゃんなんですよね。回り道なようだけど、やはり「知る」ことが大切だと思います。コメントでnanaさんが貼ってくださってますが、本当に直視するのが辛い現実、もっと人の目に触れるようにすべきなのじゃないかと思います。
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Unknown (TAMA)
2006-03-28 11:05:09
★たいゆうさん、
希望者が多かったら抽選か何か方法を考えさせて頂きますが、もちろん関心のある方なら歓迎です。
そうなんです。今沖縄で80頭の殺されそうな犬たちがいる…現実なのですが、実はどの町にも明日、いや今日殺される予定の犬や猫がたくさん、保健所で助けを待っているはずなんです。
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Unknown (TAMA)
2006-03-28 11:13:37
★nanaさん、
いえいえ、決して軽率だったなんて思いませんよ。
ただ、沖縄の件はもちろんよく理解できるのですが、現実としては、どの町の保健所でも明日をも知らないペットたちが処分を待っているんですよね。
この悪循環は元から断ち切らないといたちごっこです。
たとえば、こちらではレスキュー団体では獣医師のボランティア協力のもと、低料金で避妊・去勢手術を受けさせることができます。そしてアダプションは避妊去勢手術を終えて、あるいはそれを条件として行われるんです。そういう常識というか土台がないとやはりいたちごっこになってしまうのではないかと…。

それとやはり日本のあちこちで見られる本当に悪質な繁殖業者(ブリーダーなんて名乗っていますが)や無知ゆえに虐待をしている飼い主達が罰せられないのは問題です。
おっしゃる通り、生体販売の実態もひどいですよね。

探偵ファイルの記事、私は直視できないのですが、それでも現実を全く知らない人に知ってもらうのには有効だと思います。ペットブームで飼い始めたものの、面倒を見きれずに、まるで行楽地へ向かうように犬を保健所へ連れて行っておいてくる家族も後を絶たないそうですから。そういう人には一人残らずこのビデオを見せるか、自分でその犬の処分をするスイッチを押させるべきだと思います。
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Unknown (たいゆう)
2006-03-28 12:41:58
本当にフクザツなのです。レスキューを待っている犬や猫たちは、近所にも居て沖縄まで行かなくても、助けれる彼らは沢山居るのです。でも私には、彼らに対して責任を全て負えません。懐かない時は~近所から苦情がきた時は~他人に噛み付いたり~等々、きちんと責任がもてないので動物をペットとして買うことに躊躇しています。レスキューもできない。でも、現在飼っている人たち、避妊、去勢は必要だと思います。実家で飼っていた犬も数回の出産後、もう親子が可哀想と言う事で避妊手術していましたよ。
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Unknown (TAMA)
2006-03-28 12:56:23
★たいゆうさん、
これは私が初めてレスキューに関わったとき痛感したことなのですが、自分にできる範囲のことをする、というのが実は一番大切なことなのではないかと。ここで無理をしてはいけないんです。出来ることを出来る範囲でする。誰かに話すだけでもやらないよりはマシです。
中途半端に手を出すのは、一番危ないと思います。たいゆうさんのおっしゃるとおり、責任を負えないという自覚が一番大切だなんじゃないでしょうか。

実はこうしている間に、たった今、悲惨な環境でレスキューを待っているコリーミックスのフォスター募集が入ってきてしまいました。アプライしてみます。(今余裕があるからできるんですよ、できなかったらやりませんよー。)とにかく、お互いできる範囲のことを考えていきましょうよ。
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