罪には、大罪と小罪の二つがあります。
大罪とは、重大な事がらについて、
はっきり意識し、完全に同意して神のおきてにそむくことです。
そして小罪とは、小さな事がらについて、
あるいは重大な事がらであってもはっきり意識せず、あるいは完全に同意しないで神のおきて
にそむくことです。
大罪は、神に対するはなはだしい忘恩(ぼうおん)と侮辱(ぶじょく)となり、
あるいは重大な事がらであってもはっきり意識せず、あるいは完全に同意しないで神のおきて
にそむくことです。
大罪は、神に対するはなはだしい忘恩(ぼうおん)と侮辱(ぶじょく)となり、
成聖の恩恵を失わせ、天国のためのすべての権利を奪い、地獄の終りのない罰を招きます。これに対して小罪は、成聖の恩恵は失わせませんが、神に対する愛を冷やし、徳の進歩を妨げ、この世または煉獄(れんごく)の罰を招きます。
(1.成聖の恩恵→神により、人間の永遠の救いのために人間に、超自然的に与えられる恩恵。2.煉獄(れんごく)→大罪をもたずに死んだのであるが小罪の償いをはたしていない霊魂が天国に入る前に苦しみを受けて清められるところ。)
この理由により自分の罪が大罪であると思ったら(教会に行き)神父に「ゆるしの秘跡」をお願いしなければなりません。
祈り文は、ただ読むだけでは、祈りになりません。とくに悔い改めの祈りは
痛悔の心をもって唱えることが大切です。そうすればこの祈りがあなたの
回心を助けてくれるでしょう。神は常にあなたを赦したくて待っておられるのです。
「悔い改めの祈り」➡
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第1部 信経
第2部 秘跡
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