トナのボチボチ日記

アラ古稀チャリダーのrideと愛犬との生活を中心に記していきます。

9日目 ride最終日 層雲峡から帯広

2024年07月21日 | ロードバイクは如何
7/15(月・祝)
前夜はウルトラマラソン完走後と同様の酷い寝汗。
下着を替えるため夜中に何度か起きた。
寝具はしっとり湿っている。
ただ、起きたとき昨日のようなしんどさはなく、何となく行けそうな感じ。
6時半頃、荷物準備して下に下りると自転車を入れたシャッターが開いていない。
コールして開けてもらい、自転車に荷物セット。
再度上がって、部屋を整理して寝具のお詫びの一筆残して出発。7:15くらい。



宿の前から黒岳ロープウェイ。

R39を上っていく。銀河・流星の滝駐車場入り口。
沢登り準備中の方に滝までの距離を聞くとすぐだと教えてくれた。

まさにすぐ到着。









岩盤大崩落前はこの道沿いに進んで見事な景観を見ることができたようだが、今はできない。
43年前は通れたように思う。あの時は黒岳5合目まで上ってお花畑も1周した記憶がある。
それでも朧げな記憶。残念。
先は通行止なので、R39に戻って銀河トンネル。3388m。

層雲峡から入ると自転車が通るべき歩道は右側。ここを通らないと危険、前後ライトは必須。
トンネル内は傾斜もほぼ無く淡々と踏む。ところどころ路面は荒れているので注意。
抜けると神削覆道、右に小さな滝。





振り返ると通行止めの入り口。崩落が無ければより素晴らしい景観が現れたはず。残念。
しばらくして石狩川本流ダム。

標高800m、分岐近い。

分岐でR273へ。バイカーに挨拶。

大雪湖到着。



樹海

白樺並木の間を緩く上っていく。熊避け鈴、ずっと活躍中。

山を望みつつ。

脇に森林が迫る。野生動物出そう。

帯広まで2桁になった。

望岳橋を渡る。

このルート、トンネルを4つ通過するけど、自転車が通れる歩道があるものと車道を走るものがある。
歩道を通るトンネルの方が安心なようだけど、歩道の路面が荒れているところもあり注意が必要。
武華トンネルだったと思うが、路面に小さな段差が続くところでタイヤを取られてバランスを崩し、左壁面で身体を擦った。
長袖のレイヤーを着ていたけど、擦り傷ができ血が滲んだ。車道に落ちなかっただけよかった。

三国峠覆道、この前あたりの傾斜は少しきついけど5%を超えることはなかったように思う。

抜けるとすぐ三国峠到着。ここも今回の目標のひとつ。



樹海。

三国峠cafeでソフトクリーム補給。落ちそうになって一口食べた図。

長居せず、少し下った撮影スポット松見大橋で。



樹海

さあ、一気に下る。快走路だけど鹿の飛び出しには注意。







士幌線第五音更川橋梁跡

幌加駅跡で小休止。男女2人のチャリダーとお話。
帯広から上ってきて三股で食事して帰る予定らしい。
「帯広までは下り基調なので余裕ですよ。」と嬉しい言葉。











さらに下って念願のタウシュベツ川橋梁展望所。
駐車場にバイクラックがなかった。置いてほしいなぁ。駐輪。

林に入ってすぐミズナラの巨木、

線路跡?に木漏れ日。



タウシュベツ川橋梁遠景。見たかった。



士幌線五の沢橋梁跡、ちょっと見にくい。

糠平分岐到着。R273は左へ。ボトル空だったので糠平観光ホテル前の自販機で補充。
層雲峡からここまで三国峠cafe以外補給場所はなかった。注意必要。
コンビニはまだ先まで無い。コンビニ空白区間は約90㎞。

糠平ダム。

士幌線第三音更川橋梁跡

フラットになり田園風景が広がる。ただ空に黒い雲が広がり始める。



上士幌が近づいたところで雨。

レインウェアの上を着て、バックパックにカバー。
上士幌のセコマうえた上士幌店で昼食休憩、いつものパスタ、おにぎり、ドリンクを摂っていると豪雨に。

いやいや、これは乗れんよ。食べながら様子を見るけど止む気配はない。
困ったなぁと思っていると、コンビニから出てきたおばあちゃんが、「どこまで行くの?」と。
「帯広までです。」
「大変だねぇ、頑張って。こればあちゃんの気持ち。」とピノを差し出してくれた。

これは嬉しかったなぁ。車で去っていくおばあちゃんに手を振る。

でも雨は激しさを増して、軒先では雨宿りにならなくなったところで行くことにする。
迷惑そうな店員に詫びつつ、店内でレインウエアの下とシューズのレインカバーを着ける。
出ると3分で雨は一気に弱くなり、5分で止んだ。それでも路面は川状態。

15分経つと路面が乾いたところに出た。局地的な雨だったようだ。


R241に入ってセコマ士幌店でドリンク補給するときにレインウエアをすべて脱ぐ。
脱ぎ着忙し。もう雨はなさそう。R241は両側にきれいな畑が広がる。







帯広まで20㎞を切る。ここら辺りから向かい風強め。

帯広駅へR241の分岐表示。

途中のサンドラッグ音更店で左腕の傷用に消毒液、キズパワーパッドとドリンク。今日は水分補給多め。
さらに進んで十勝大橋、ここまで来ると帯広駅はすぐ。





16時、無事帯広駅到着。完走。129.3km、877m↑。

最終日の今日は今回の最長距離だったけど、体調もまずまず回復して「もう終わりか?」という気持ちが何度も。
退職して第一にやりたかったことが無事できたことが嬉しい。取り敢えず家族LINEに報告と感謝。

ホテルは駅そばなのでゆっくり押し歩きで向かう。
受付の後、駐車場で輪行準備、輪行袋のまま部屋への持ち込みOK.


シャワー浴びて、コインランドリー中夕食に出ることに。
帯広だから豚丼食べようと。
店はホテルからすぐの元祖 豚丼のぱんちょう。豚丼はここが発祥らしい。

メニューのランクは松⇒竹⇒梅⇒華、ご飯の量は同じで肉の枚数が4枚⇒5枚⇒6枚⇒8枚と変わるらしい。
竹に瓶ビール注文、ビールを飲みながらしばし待つと。

肉の量も十分、柔らかくタレもしみて美味かった。一気に完食。
ところで帰りの列車と飛行機用に本を買おうと思って、ホテルフロントに訪ねると歩いて行ける範囲に書店はないという。
これだけの街で駅そばに書店がないのはどうなんだろうと思ってしまう。

駅そばのセコマで夜食と朝食購入。ここで忘れていた北海道名物?ちくわパン買えました。
洗濯物整理して荷物をまとめ、サドルバッグは輪行袋へ。
ヘルメットもエアキャップでくるんでリアディレイラー保護兼ねて輪行袋へ。
取り敢えずの準備終わらせ横になり、テレビ見ながら寝落ちで、ride最終日は終了。


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