新星誕生！カオル姫

女子バレーワールドグランプリのブラジル戦を見た。世界ランク２位のブラジル相手に勝てるとは思わなかったが、特別サポーターとして伊東美咲が出るというので見てしまったのだ。

　結果は、日本が大健闘。２セット連取し、マッチポイントまで握ったものの、最後は惜敗に終わった。いやあ惜しかった・・・思わず見入ってしまった。
　アテネ五輪の後、柳本監督の選んだメンバーはかなり変わった。プリンセスメグこと栗原は選出されず、佐々木も落ちた。マニアとしては疑問が生まれた。

　というのは、パワフルカナ大山と元スーパー女子高生の木村は選出されたものの、ともに故障。そこで、エースアタッカーはどうなるんだと思っていたのだ。
　結果は、表エースにオヤジ人気ナンバーワンの大友愛をセンターからコンバートで対応したが、対角線がいない・・・

　と思ったら、なんと元リベロ日本代表の菅山かおるを起用していたのだ。なんでも前日の韓国戦では、途中から出場して打ちまくり１３ポイントを取ったという。
　この菅山、１６９ｃｍという身長ながら、高いジャンプ力を誇り、男子ばりのフォームから強いスパイクを打つ。しかも元リベロだけに守備が抜群に上手い！

　加えて、色白で美形、しかもファイトあるプレーで、客席まで飛び込んでボールを追うとくれば、これはもうマニアの注目を集めるしかない。
　早速テレビでも、攻守に輝くカオル姫なんて叫んでいた（笑）うーむ、プリンセスメグの次は、カオル姫か（汗）

　さて、試合の方だが、大友もいいし、大友のコンバートでポジションを取ったセンター杉山が軽快だ。さすが、変幻自在スピード＆ビューティ（爆）
　もう一人のセンターは、昨年までワンポイントブロッカーだった宝来だ。吉原・大友・杉山の影に隠れていた大型センターが晴れ舞台で活躍している。これは嬉しい。

　ともあれ、新星カオル姫のブレークは間違いないが、相変わらずのクサイキャッチフレーズはなんとかならないものだろうか（汗）
　いや、菅山や杉山はいいのだ。大友の勝利を呼ぶワンダーガールもいいだろう。だが・・・荒木の、世界をぶち抜く鉄腕エリカってのはちょっと・・・

　頑張れ荒木！オヤジは君の活躍を信じているぞ。でも、菅山もいいかも・・・（爆）