アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

光が丘で菊之丞・市馬二人会

2010-09-27 06:36:14 | 落語
さて、小生ひいきの市馬に菊之丞の二人会が、先日光が丘のIMAホールというところで開催された。ということで、当然のごとく出かけてきた。

 会場に着くとトップ写真のように当日券があるという。この二人会なら・・・と思ったが、会場がマイナーなのと併せ、いささかブームも落ち着いてきたのかも。
 とはいえ、入ってみると最後尾二列以外はほぼ埋まっている、さすがである。などと言ってるうちに開口一番、まずは市也だ。

 おっ、なんと金明竹だ。うーむ、だいぶよくなってきたぞ。声も大きく出ているし、間がよくなってきた。金明竹の難しい台詞回しもまずまず上手くこなしている。
 市馬の会で毎回のように見ているが、成長している感じがある。このまま伸びていってほしい。逆に、あれっと思ったのが続いて出てきた市江だ。

 二ツ目ではあるが、成長している感じがない。この日選んだ狸も、狸札で止めてもよかったと思うくらいで、狸鯉までやったのはだるかった
 間といい、メリハリといい、もう少し成長してほしいところだ。なあんてことを言っていたところで、いよいよ菊之丞の登場だ。


 自分の名前を紹介しながらいろんな話をしていく。何をやるのかな・・・っと、これは「景清」だ。先日、米團治で聞いた噺だが、江戸前でどうか
 おお、さすが菊之丞、しっかりと語りながら聞かせてくれる。最後の方ではわかっちゃいるけどグッとこみあげてきたぞ。

 しっかり楽しんで中入り。ときに年末の市馬の年忘れの会のパンフを見ていたところ、第一部市馬・志らく・三三、第二部昭和歌謡大全集という(笑)
 これは、昨年のパターンとまったく同じ。しかも二部で談志がゲストとなると、正直パスだなあ。志らくと談志が出なけりゃまだいいんだが・・・(汗)

 さあて、トリの市馬の登場だ。冒頭で陰陽の話が出た瞬間確信した。そう十八番中の十八番の「掛取り」だ。二人会で時間があるとはいえ、ゆったりと入る。
 うーむ、いつものように上手い。相撲甚句に芝居、歌舞伎・・・そして、キターッ、三橋美智也だ(爆)。さらに、とどめに三河萬歳まで入れて仕上げた。

 おお、「掛取り萬歳」バージョンである。いやあ、珍しく一箇所だけ振りがおかしかったが、それも気付かれないように修正していたのもさすが。
 かくして大満足の小生、年忘れの会は行かなくてもいいかなと・・・
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