アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ビリギャルに感動

2015-05-18 06:00:10 | つれづれ
以前の記事でも取り上げたが、学年ビリのギャルが一年で偏差値を40上げて慶應に入った話を映画化した「ビリギャル」、評判がいいとのことで見に行ってきた。


 結果はわかっているわけだが、そこに至るストーリーはなかなか面白かった。どこにでもありそうな、きわめて日本的な家族の姿。
 親の価値観が、子供に押し付けられて知らず知らずに洗脳されてしまう。多くの子供がその中で隷属的に従うか、もしくは途中で反抗するか・・・

 主人公の御嬢さんは、お母さんのまっすぐな愛情を受けてまっすぐな芯を持っていた。だから、サクセスストーリーが実現したわけだが・・・
 兄弟や父親との関係や、妹の姿・・・ひとつひとつが身に染み込む。気が付けば、引きずり込まれて、涙腺が緩みっぱなしになってしまった。


 小生自身が、大学に入ったときのことを思い出した。ただ、小生は親の価値観の中で動いて今に至っている。
 今さら変えることはできないが、あのとき自分のやりたかったことを選んでいたら・・・どんな人生になっていたんだろう。

 先日、テレビに当の御嬢さんが出演していた。27歳になっているという。なかなかご活躍の様子だったが・・・
 一方で、ベストセラーの著者でもある塾の先生についても、何かと話題になっているが、強いて言うと、この本で一躍有名人になったことは間違いなく、宣伝は上手なのかなと。


 ただ、この本のキーワードにもなっている「ダメな生徒などいません、ダメな教師がいるだけです」というのは、心からうなずいてしまったぞ。きれいごとかも知れないが、小生も本気でそう思った。
 終わってみて、単なるキワモノの映画かと思ったが、いろんな意味でためになる映画と思った。若者はもちろんのこと、目標を見失いかけているあらゆる世代にお勧めしたいと。

 えっ・・・オヤジお前はどうだろうって? 小生は、目標はすでに新たにしているので、今は、その目標に向かって準備を進めている次第で・・・
 えっ、どんな目標かって・・・それは秘密(笑) あと一年は我慢の年かな・・・

 そうそう、それはともかくとにかく有村架純が可愛い。タイプ的に万人受けする方だとは思うのだが、こんな娘がいたら・・・って思ってしまう。
 改めて、有村架純はますますメジャーになりそうだと確信した映画でもあった。
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