アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

期日前投票で改めて感じたこと

2016-07-05 06:00:00 | つれづれ
小生これまで選挙に関しては棄権をしたことはない。投票した人が当選するかどうかは別にして、せっかくの機会を捨てる意義はないと思っている次第。

 そんな中、今回の参院選についても当日出掛ける用事があるため、期日前投票をしてきた。そこで今回もいつものように感じたことがある。
 それは「選挙の本人確認って、なんであんなにゆるいのか」である。このご時世、病院や金融機関をはじめあらゆるところで本人確認がされる。

 それに対して、選挙のそれは投票券を持参した人を、生年月日も確認せずに本人とみなしてくれる。楽といえばそうなんだが・・・
 一方で諸外国でも取り入れられているネット投票については、本人確認に問題があると言っていまだに議論にすらなっていない。

 よって、今でも選挙は「実際に足を運んで、字を書かないといけない」仕組みになっている。晩年の母はしゃべることはできても字が書けなくなっていた。
 銀行の通帳再発行で、大変なことになったことを思い出す。また投票所まで足が辛くていけない人も少なくないだろう。

 多忙な人など、わざわざ投票所に行くのは・・・という人が多いはずだ。そこで真剣に考えてほしいことがある。
 ひとつはネットでの投票を取り入れてほしい。もうひとつは、ネット環境のない方やなじみのない方には、投票所で顔をタッチするような方式も検討してほしい。

 少なくともあのレベルの本人確認なら、なんの問題もないと思うのだが・・・現行のしくみなら、期日前投票と当日の投票などを組み合わせたりして悪意のある人が、投票に行く気のない人の投票券を使って複数の投票をするのは簡単だ
 建前上、そのようなことはないことになっているはずだが、もしそういう人がいたとしてもチェックする仕組みになっていない。実際のところ、そういう人がたくさんいるような気がする。

 ついでに言えば、対応する公務員の負担軽減にもなるだろう。期日前投票でも何人のスタッフが常駐していることか。
 さらに(どれだけの必要があるかわからないが・・・)無理やり当日開票するための費用って、ものすごいものがある。深夜におよぶ開票作業、不明票のジャッジなどなど・・・

 これらはネットやタッチパネルでの投票ならまったく不要になるはずだ。本気でなんとか変えてほしいと思っているのは小生だけではないと思うんだがなあ・・・

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