アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

なかの芸能小劇場で兼好独演会

2019-04-15 16:25:48 | 落語

なかの芸能小劇場で地元の事務所が主催の落語会をよく聞きに行く。こちらの会は週末だと、朝10時から四つの会をフル回転したりする。

  

 中でも10時の会は落語の会としては早朝というレベルであり、またお昼前に終了するので、気に入った番組があるとよく行ってしまう。

 今回は兼好の連月独演会である。円楽党の兼好は寄席では見られないので、こうした会は貴重だ

 

 まずは兼好の三番弟子のしゅりけんが登場、「たらちね」であった。素直なやり方には好感が持てたし、声もまずまず出ていたので、これからに期待だ。

 続いて二番弟子のじゃんけんの登場、「代脈」を始めた。代脈をやる銀杏がよく演出できていたが、逆に元々の先生がやや軽薄になってしまったかも。ただ、兼好の独特の間や振りに似てきたかも・・・と。なかなか面白かった


 そしてお目当て兼好の一席目だ。令和の話題から爆笑をとり、始めたのは・・・おお、「のめる」だ。比較的地味目な噺だが・・・

 ところが、そこはやはり兼好のこと、こんなに笑わされた「のめる」は初めてだぞ。とにかく次から次へとくりだされる予想外のくすぐりにすっかりやられてしまった。とはいえ、噺自体を壊していないのも兼好ワールドという・・・

 

 中入り後、再び兼好の登場、これまた独特のマクラで爆笑させられつつ、あっなるほど・・・という感じで始まったのが「岸柳島」だ。

 これまた基本の噺はキープしつつ、次から次へと繰り出される兼好のくすぐりにやられたやられた・・・


大満足で帰路にと待てよ・・・と見つけたのが、5月6日の「一朝・兼好二人会」 だ。こちらの事務所はとにかくたくさんの会を開催している。

 実は5月11日の連続独演会にもいくのだが・・・ついつい、帰り際にこの二人会もゲットしてしまった。ともにお気に入りの二人会、今から楽しみだぞ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恒例(笑)カメラ比べ | トップ | 柳亭市馬独演会@三鷹星のホール »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

落語」カテゴリの最新記事