読者の皆さんは八神純子という歌手をご存じだろうか。小生のようなオヤジ世代なら当然メジャーだろうが、若い方にはなじみがないかも知れない。
先日、ひょんなことから彼女の話題になり、「雨の中のひとりごと」という曲がいいと聞き、さっそく聞いてみた。
こちらであるが・・・彼女らしいなんとも穏やかで透き通った声とメロディがいい。コロナ禍もあり、なんともけだるい日々に癒しを与えてくれる。
調べてみたら、この曲は彼女が16歳のときに作った曲で、ヤマハのポプコンの優秀曲にもなっていた。当時の彼女はこんなイメージだったらしい。うーむ若い・・・
彼女の曲では、「みずいろの雨」や「パープルタウン」が有名だが、個人的には「思い出は美しすぎて」や「想い出のスクリーン」がさらに好きだったりする。
彼女を知らない方はぜひ一度お聞きになってほしい。どこまでも気持ちよく伸びる高音・・・まさに透き通った歌声である。
本格的なデビューは「思い出は美しすぎて」で1978年という。当時久米宏の「ザ・ベストテン」にも常連で呼ばれ、よく久米宏にいじられていた。
失礼ながら、スタイルがいいとはいいにくく、個人的にはかわいらしいと思っていたが、少なくともビジュアルで売るタイプではなかった。
小生名古屋勤務時代に、交差点で停止したときに対向車線で彼女が運転しているのを見たことがある。もちろん他人の空似かも知れないが、いまでもありありと覚えている。そう、彼女は名古屋が本拠地だったのだ。
話を戻して、楽曲にふれると、前出のヒット曲は購入しているCDのベストアルバムに収録されているが、そうでない曲を聞いてみた。
その中で、「一年前の恋人」や「心の底まで」、それに「幸せの時」なんかが気に入った。「幸せの時」はポプコンで「雨の中のひとりごと」と同時に入賞した曲で、一人で同時に二曲入賞したのは歴史上彼女しかいないという。
その他にもたくさん彼女らしい曲を知ることができた。
もちろんこれらの曲はそのまま取り込み、車に入れて楽しんでいる小生である。あらためて、彼女の曲は素晴らしく、そして癒しになると・・・しかも気が付けば同世代だった。でも間違いなく、同世代だから癒しになるわけではないと・・・
今はニューヨークを拠点に活躍されているが、当時の彼女とはイメージがずいぶん変わっている。今が悪いのではなく、あくまで個人の感想だが、ベストテンに出ていた頃の、子だぬきみたいな、なんともかわいかった印象の彼女がお気に入りだったなあと・・・
当時、サンバホイッスルが欲しくて仕方ありませんでした
コメントありがとうございます。
いいツボつかれてますねえ。あの十字架っぽいホイッスル、これがまたなんとも曲の中で、いいアクセントになってましたよね。
こちらのブログではオヤジ世代には懐かしいネタも取りあげてまいりますので、これを機会にお気軽にお立ち寄りいただけますと幸いです。