アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

インフェルノ

2014-01-26 06:00:03 | つれづれ
ダン・ブラウンといえば、「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍日本でも有名になったが、一連の作品については小生もいろいろ読んでいる。

 個人的には、「ダ・ヴィンチ・コード」よりも「天使と悪魔」の方が面白かったが、「デセプションポイント」や、「ロストシンボル」もなかなかよかった。
 ということで、新刊の「インフェルノ」という作品が出たということで、すかさず購入し、例によってむさぼるように読みふけってしまった。

 この一連のシリーズによく出てくるのが、ロバート・ラングドンという教授。今回の最新作の「インフェルノ」にも登場する。
 それにしても、一介の教授がどうしてこんなに複雑な事件に巻き込まれるのか・・・と思うくらいにまたまたということになっている。

 その限りでは、まるでその人がいると必ず事件が起こる二時間サスペンスの主人公みたいな感じもしないではないが・・・(苦笑)
 ダン・ブラウンの作品の面白いのはストーリーもさることながら、その背景の奥行きの深さがすばらしいところである。

 今回の作品も、「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」同様に、現実の事実と歴史に裏打ちされた深い背景をベースにしている。
 例によって、前半ではこんな感じかなあ・・・と思ったストーリーが、途中から複雑に展開し、あっと驚く結末につながっていく。

 詳しい内容をここで書くのはご法度だからやめておくが、かなり面白いと思った。そう思ったのは小生だけではないらしく、この作品もすでに映画化が決まっているという。
 「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」に続く第三弾ということになるが、今からちょっと楽しみではある。

 ちなみに「天使と悪魔」のメインの舞台はヴァチカンであるが、今回の舞台は、フィレンツェからスタートする。
 個人的にはイタリアの奥深さに、改めて感銘を覚えたことを伝えておきたい。
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