特撰落語会という落語会がある。最初は、兼好・市馬という面白い組み合わせの会に出かけ、すかさずその次の扇遊・菊之丞の会にも行ってしまった。
扇遊・菊之丞の会が第46回だったが、それから進み今回が第50回だという。その記念ということで、24日・25日の二日続けての開催となった。
小生、25日には予定があったので24日に出かけてきた。会場はいつものように深川江戸資料館である。入れ物も落語会にはちょうどいい。
さて、開口一番は林家なな子、「元犬」だった。元気な声で素直にやっている感じ。こういう前座は伸びてくるぞと・・・
続いて桂宮治、芸協の二ツ目だが、初めて聞いた。冒頭「芸協から出てきてすみません」とか「小辰じゃなくってすいません」とかやりはじめ、笑いをとる。
とはいえ、ちょっと落ち着きがなく早口すぎるが・・・だが、本題に入ってはしっかりしてきた。ネタは「反対車」だった。サゲをいじっていたが、面白い展開だった。
そして兼好の登場、いつものように兼好らしいなんとも言えないノリでスタート。始めたのが「権助魚」、これがまた兼好らしさ満点。
続いて市馬が登場し、始めたのが「粗忽の使者」。市馬って、普通にやってるのにどうしてこんなに面白いの、って感じで。安心して聞かせてもらって中入り。
中入り後、菊之丞が出てきてお酒のマクラ・・・先日のノラやと同じだが・・・まさか芝浜? と思ったが、さすがにトリ前ということで、「親子酒」だった。
そしてトリの権太楼・・・マクラも振らずに始めたのは・・・おお、「井戸の茶碗」だ。権太楼のこれは初めてかも。
いい噺なんだが、そこはそれの権太楼流、爆笑に次ぐ爆笑で場内を沸かせた。が・・・個人的には、ちょっとおなかいっぱいになってしまった。
やはり、この噺を爆笑物でやるのはどうも・・・という感じになってしまったのが本音。
誤解を避けずに言うと、小生権太楼が嫌いなのではない。ただ、権太楼にはこういうネタよりも、もっと権太楼らしさを活かせる噺がたくさんあるのに・・・って思ってしまうのだ。
ともあれ、前座を入れると6人の噺家が登場する落語会も珍しく、楽しく過ごさせていただいた。
ちなみに25日もなかなか良かったようだ。こちらで様子がうかがえる。
扇遊・菊之丞の会が第46回だったが、それから進み今回が第50回だという。その記念ということで、24日・25日の二日続けての開催となった。
小生、25日には予定があったので24日に出かけてきた。会場はいつものように深川江戸資料館である。入れ物も落語会にはちょうどいい。
さて、開口一番は林家なな子、「元犬」だった。元気な声で素直にやっている感じ。こういう前座は伸びてくるぞと・・・
続いて桂宮治、芸協の二ツ目だが、初めて聞いた。冒頭「芸協から出てきてすみません」とか「小辰じゃなくってすいません」とかやりはじめ、笑いをとる。
とはいえ、ちょっと落ち着きがなく早口すぎるが・・・だが、本題に入ってはしっかりしてきた。ネタは「反対車」だった。サゲをいじっていたが、面白い展開だった。
そして兼好の登場、いつものように兼好らしいなんとも言えないノリでスタート。始めたのが「権助魚」、これがまた兼好らしさ満点。
続いて市馬が登場し、始めたのが「粗忽の使者」。市馬って、普通にやってるのにどうしてこんなに面白いの、って感じで。安心して聞かせてもらって中入り。
中入り後、菊之丞が出てきてお酒のマクラ・・・先日のノラやと同じだが・・・まさか芝浜? と思ったが、さすがにトリ前ということで、「親子酒」だった。
そしてトリの権太楼・・・マクラも振らずに始めたのは・・・おお、「井戸の茶碗」だ。権太楼のこれは初めてかも。
いい噺なんだが、そこはそれの権太楼流、爆笑に次ぐ爆笑で場内を沸かせた。が・・・個人的には、ちょっとおなかいっぱいになってしまった。
やはり、この噺を爆笑物でやるのはどうも・・・という感じになってしまったのが本音。
誤解を避けずに言うと、小生権太楼が嫌いなのではない。ただ、権太楼にはこういうネタよりも、もっと権太楼らしさを活かせる噺がたくさんあるのに・・・って思ってしまうのだ。
ともあれ、前座を入れると6人の噺家が登場する落語会も珍しく、楽しく過ごさせていただいた。
ちなみに25日もなかなか良かったようだ。こちらで様子がうかがえる。
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