アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

東京7区の不自然さ

2017-09-27 07:00:06 | つれづれ

大義などどこへやら、こんな中身のない解散があっていいのか・・・と言いつつも、世間はすっかり総選挙ムードになりそう。

 

 で、何を言ってもしかたないが、ご案内のとおり、一票の格差是正で、小手先のギリギリ調整で2倍以内ならOKということで、今回は東京の選挙区は変わり、定数が増える。

 それは悪いことではないのだが・・・なんとも・・・不自然なことになっているのが東京7区だ。ざっくりいうと中野区のこと。

 

 中野区は、これまで渋谷区と一緒にひとつの選挙区だった。結果としてわかりやすい選挙区だったのだが・・・

 それが今回、まず中野区が二つに分かれ、新しい7区は中野区の一部と渋谷区、杉並区の一部と目黒区の一部、さらに品川区の一部というとんでもない選挙区になった。

 

 そしてもうひとつの中野区は、練馬区の一部と豊島区と一緒になり10区になった。定数見直しではしかたがないといえばそうなのだが、線引きがなんとも恣意的に切られていて、中には、同じ町丁であっても二つの選挙区になるところもあるという。

 つまり、中野区●●町1丁目であっても、その番地で選挙区が異なるという・・・

 

 なんで、こんな・・・と思ったが、ふと思い出した。ここは前回の選挙で唯一民進党が小選挙区で議席を取ったところなのだ

 この分割で、中野区を地盤とする民進党候補者は大苦戦必至となる。さらに豊島区は例の希望の党の牙城でもある。

 

 こんなところまで、与党の思惑が・・・ということならば、もはや与党にあらずんば・・・ということになっているのだろうか、なっているのだなあと。

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