期間限定の鯛焼き

職場の人にお土産で、一口お菓子を買ってくることってたまにある。先日、同僚とお昼を食べに行った帰りにフラッと立ち寄ったのがたい焼き屋さんだ。


　というのも、お店の前で目に留まったのが、このお好みたい焼きだったのだ。そう、あんこの代わりにお好み焼きが入っているのだ。
　たい焼きといえば、甘いものという概念を崩すものとして、これは画期的である。早速、職場の女性スタッフにお土産に買い込む。

　小生の職場は、昼食が二交代制になっているので、小生が戻ってきてから、女性スタッフはお昼になる。それに間に合った形で、彼女のお昼になってしまった。
　その結果は、めちゃくちゃ好評であった。写真のとおり、外から見た目はまったく普通のたい焼きであるが、実際にはお好み焼きの香りが漂ってくる(笑)


　聞くと、たい焼きの皮とお好み焼きが意外とマッチして美味しいという。さすがに小生は、ちよっとこれは・・・とパスし、もうひとつの期間限定のたい焼きにチャレンジすることにした。
　それが、写真のむらさき芋たい焼きである。こちらは想像できると思うが、あんが意外に甘くない。お芋のいい味がしっかり出ている。

　しかし、それにしてもいろんな味があるものだ。あんこだけでも、つぶあんや小倉、ずんだなどがあり、クリームやチーズ、抹茶なども定番だろう。
　それに栗やこの芋などにとどまらず、お好み焼きまでくるのだからして・・・ハッ、これなら甘いものが苦手な、カリフォルニア在住の人でもＯＫではないか。

　こうなれば、次は焼きそばを入れるたい焼きなんかはどうだろうか。うむ、ハンバーグなんかもいいかも。なんてことになると、酒のつまみになってくる。
　はたから見ると、たい焼きだからあんこをつまみにお酒みたいで気持ち悪いが、当人たちにはなかなかいいかも、なにしろ手づかみで食べられるし、いいぞ。

　待てよ、肉ばっかりではつまみとしてはイマイチだ。ここはお魚のメニューも入れなくては・・・まずは、カツオのタタキなら、焼きものとしていいかも。待てよ・・・ちょっと生臭いなあ。ならば、鯛の塩焼きなんかはどうだろう。
これなら・・・って、この場合何のたい焼きということになるんだろう（苦笑）

　皆さんなら、どんなたい焼きを食べたいでしょうか。