アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

長編歌謡浪曲「俵星玄蕃」

2008-10-12 07:15:48 | マニア
このブログは、おかげさまでたくさんの読者にご覧いただいている。サッカーやらラーメンやらヲタネタなど、オヤジの趣味にお付き合いいただいている方には本当に感謝である。

 とはいえ、今日のネタについては、おそらくほとんどの読者が「なんじゃそりゃ?」と思われるのを承知でご紹介しよう。今一番ハマッている歌謡曲である。
 その歌とは、「俵星玄蕃」。元々の歌い手は、あの三波春夫である。小生もガキの頃、何度か聞いた記憶があるくらいの歌だ。実は映画化もされている。


 それにどうして?と思われるかも知れないが、先日行った柳亭市馬の独演会で買ったCDにこれが入っていたのだ。しかも、市馬が三波春夫ばりに上手い!
 この歌は長編歌謡浪曲とうたうだけあって、有名な忠臣蔵の外伝ともいうべきストーリーとなっている。その概略は次のとおりだ。

 四十七士の一人、杉野十兵次は、そば屋に身をやつしつつ、時を待つ。
 縁あって、そば屋に槍の稽古をつけている俵星玄蕃は、赤穂浪士の一人ではと察し、陰ながらサポート。そしていざ討ち入りの日、突然別れを告げるそば屋に、はなむけとして極意の槍を見せる俵星・・・ここから歌も盛り上がる(←すでに感涙でウルウル)

 その日の夜、山鹿流の陣太鼓を聞いた俵星は助太刀に走り、まさしく杉野十兵次と吉良邸で再会する・・・まさしく日本人なら感動に打ち震える場面である
 くわしくは、こちらのYou Tubeで三波春夫の歌をどうぞ。歌詞は、こちらにもありますので、ご参考まで(携帯でご覧の皆様には申し訳ありません)。

 この歌、とりあえず感激しつつ、すべて歌詞をまず覚えた。その上で、毎日の入浴タイムに練習しながら湯船に浸かっている
 小生、カラスの行水で、下手すると湯船に入らずに済ませてしまうことが多く、というのも、湯船でじっとしているのが辛いのだ。

 ということで、この歌を歌い終わるまでは入っていることにした。この歌一曲歌うのに、なんと8分半もかかるのだ。
 これは身体のためにもちょうどいい。しっかり温まり、しかも歌の練習にもなる。さあ、ここでしっかり稽古して・・・って、おい!こんな歌、カラオケ屋にはまずないよ。しかも、仮にあったとしても8分半もの歌、その場にいる人全員から苦情が・・・(爆)
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