アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

Mercedesの運転支援システムとシティコミューター

2016-11-16 07:00:30 | 車ネタ
このところ、やたらと高齢ドライバーが起こす重大事故についての報道が続いている。例によってひねくれものの小生、政治的な思惑がないか・・・なんて考えてしまう。


 高齢ドライバーが事故を起こしやすいのは想像できるが、ではどうするの・・・という議論の方向性が気になるところである。
 一部を除き、各局とも免許制度の見直しや自主返納への誘導という議論を持ち込もうという風に見える。それが思惑なら気持ち悪い。

 都会地にいる限り、車の保有はもちろん、免許がなくても・・・という感覚になる。だが、地方の現況を考えると、車がなくては暮らしていけないというケースが多い。
 小生の実家のある伊豆でも、街中はシャッター商店街になり、ショッピングや食事となると車がないと・・・ということになっている。

 路線バスは採算上の問題からどんどん減少・廃止されていて、免許返納といわれても・・・というのが実状だ。
 そんな中、ごく一部の局が車の自動運転について取り上げていた。ということで、日産が大々的に宣伝している自動運転について、このブログでも取り上げたことがある。


 残念ながら、今の時点では自動運転と呼べるレベルにある車は世界中になく、まだ運転支援というレベルだ。
 こちらの記事で、代車で先代のEクラスを借りたことを紹介し、取り回しが楽だと書いたが、さらにいうと、パーキングアシストとアクティブセーフティ(いわゆる自動ブレーキ)がついていた。

 これについては体験動画があるのでご覧いただこう。いわゆる自動ブレーキだけでなく、縦列および並列駐車を自動でやってくれるもの。
 この段階ではアクセルコントロールもしてくれるので、アクセルをパカパカ踏んでも急発進しないという。先代のEクラスですでに対応している。


 同じシステムは当然ながら設計の新しいCクラスでも装備されていて、こちらで体験動画がご覧になれる
 さらにディストロニック・プラスと呼ばれる自動車速・車間調整機能を使って、走行した動画がある。これを見ると、ステアリングアシストがついていて、車線や前走車を認知してハンドルも回ってくれるという

 ついでに言うと、新型Eクラスには、道路標識を認識し、速度制限や進入禁止を読み取る機能がついている。
 もちろん、まだ現時点では課題も少なくないようだが、少なくともかなりの点で運転者への支援にはなる。そりゃあ、Mercedesならこれだけついていても・・・と思うかも知れないが、今回報道されている事故のほとんどが、自動ブレーキさえついていれば・・・というケースと認識している

 
 せめて自動ブレーキだけでももう少し普及していれば・・・と思う上に、もうひとつ提案したいのは、シティコミューターの普及だ
 MercedesのSmartやトヨタのiQなどが頭に浮かぶかも知れないが、もっと小さなこんなレベルのもの(右写真)。電気自動車で、できればワンペダルが理想。
 
 これなら取り回しはもちろん、他の車が側方通過するのもしやすいはず。数年前にはトヨタがこんなコンセプトモデルも出していた

 自動運転に関しては、ハードルもまだまだ高いし、レベルによってはメーカーが責任を問われるケースもある。その時間を考えると、シティコミューターの開発・普及を進めるべきというのが小生の考えである
 国は嫌がるかも知れないが、今の軽自動車より税制上も優遇して普及を推進してはどうか。軽自動車でもつらい狭いところにも入っていけるクルマこそが解決策と。
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