アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

野村忠宏引退で思ったこと・・・

2015-08-31 06:00:20 | つれづれ
世界柔道で日本勢が活躍している中、国内ではベテランの野村忠宏が最後の国内大会で三回戦で敗北し、現役にピリオドを打った。


 ご存じの方も多いかとは思うが、野村忠宏といえば前人未到の五輪三連覇を成し遂げたとんでもないレベルの選手だ。
 軽く言うが、柔道のレギュレーションを考えると、これは今後日本人の中でも出るとは思えない。その偉業はものすごく讃えられるべきだ。

 そのせいか、こんな記事も目に留まった。レッドソックスの上原が野村に国民栄誉賞を・・・と訴えている
 国民栄誉賞の選定のええかげんさはとりあえず置いておくが、確かにその声が出ないことが不思議でならない。

 というのも、小生の記憶が間違いなければ野村選手は五輪で三連覇したが、一度もスポーツ新聞の一面を飾ったことがない
 同じ日に、谷亮子が出場していたからだ。しかも、一度は金メダルを取れていない・・・のに、一面は谷だった。


 マスコミのご都合そのものといえばそれまでだが、この間U-18の野球ワールドカップで日本がアメリカに勝ったときのテレビニュースを見て改めてイラッとした。
 この試合は、3-0で勝利したものだが、どう考えても最大のヒーローはメジャー予備軍のアメリカを5安打完封した佐藤世那のはず。

 しかし、テレビで紹介されたのは、まず清宮のファウル・・・(汗) この試合清宮は2三振を含むノーヒットだった。
 ついでテレビではオコエの活躍を紹介していた。佐藤については画像も出ず・・・テレビをぼんやり見ていた人なら、オコエや清宮の活躍でアメリカに勝ったという印象しか残らないんだろうなあと。

 こうして日本では、実力以上に数字の取れるスターが勝手に祭り上げられていき、その一方で冷や飯を食わされる人間が出て行く
 日本って、結局そんな国なんだ。かくしてますます真実を知らされないまま、日本のマスコミに操られる愚民が・・・

あ・・・会社での評価なんかもそうか・・・



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