ゴールデンウィーク前に起こった池袋の暴走事故については、その内容も結果もショッキングだったが、事故を起こした当人が(この記事を書いている時点で)逮捕されていないということで、さまざまな話題になっている。
本件については、デマめいた話題や不確実な情報もたくさんあるので、あまりめちゃくちゃなことは書けないが、テレビ等で報道されている事実だけ積み上げてみても一連の取り扱いの不自然さは否定できない。
なんといっても、二人が死亡しているという暴走事故の当事者が「病院に入院していること」「逃亡や証拠隠滅のおそれがないこと」から逮捕されていないという事実だ。
ケガや入院していても逮捕されているのは普通にあるし、逆にその人たちは逃亡や証拠隠滅の恐れがあったのか・・・と言いたくなる。
すでにニュースになっている話では、事故が起きたとき、加害者はまず119番や110番に電話することなく、息子に連絡している。
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不確実な噂ではあるが、携帯電話の解約やSNSアカウントの削除を息子に依頼したとの情報もある。その内容はともあれ、まず息子に電話すること自体が異常である。
また医師から右足の障害のため自動車の運転を差し控えるように言われていたというニュースもあり、さらに「ブレーキが戻らなくなった」と本人は主張しているが、ペダルに異常がなかったこともニュースになっている。
一方で、基本的にはこのまま逮捕しない方針との噂話も散見されている。といいつつ、インドネシアの大手紙がこの件を取り上げているほどだ。なんと年収まで公開されていて、どこかの国のマスコミの忖度姿勢とは大違いである。
さて、この後この件はどうなるのかという点が気になる。まさかとは思うが、このまま不起訴なんてことにはならないと思いたいが、なりそうにも思えてしまう小生である。
ではどうしたら不起訴になるか・・・死傷者側と示談が成立し、免許を返納し反省の意思が見え・・・なんてレベルではどうあっても納得できないよなあ。
そうだ、認知症が進み判断能力に問題がある・・・って、事故後すぐに息子に連絡できるくらいだからなあ。
第一、そんなレベルの人が運転していること自体が問題だろって。
まず考えられるのは、ペダルに異常がなかったという報道を無視し、たまたま欠陥があったということで、本人の責任ではないという無理くりな整理にする。当然、トヨタに対しては裏で取引する・・・って、この場合トヨタが巨額の損害賠償を求められるぞ。
むむむ、さすればこれはもう「そもそも事故は起こっていなかった」という超法規的な措置にするしかないか。
へそ曲がりな小生、改元やゴールデンウィークのどさくさの後、まったくマスコミの話題になっていないことが妙に気になるのだが・・・
この件についてこのまま報道させずに、自然にフェードアウトさせようという空気があるなら、それを我々は許してはいけない。
あの事故以降の全国各地の交通事故についてはマスコミが大騒ぎしているのだから・・・
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