アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

うえだはゆったりパーソナルなお宿

2016-11-29 06:00:06 | 日本秘湯を守る会
「山あいの宿 うえだ」は、小さなお宿である。なんと部屋数は7室しかない・・・





 が、平屋でその敷地はものすごくゆったりとしている。お部屋自体は離れではないが、そんなわけで離れ感覚になり、お庭もすごくきれいだ。
 中伊豆から西伊豆に向かう道から宿に入る路地を降りると、車の駐車場とは別に小川を渡る歩行者専用の橋がある

 車で来るとわかりにくいが、すでにロケーションがパーソナル感あふれるものだ。宿に入ると、女将さんが手続きしてくれるが、親しみがあり、いかにも秘湯らしい
 食事の方は、食事処でということになるが、今回はその中の個室に入らせていただいた。お庭を眺めながら、いただく食事は味もひときわだ。


 夕食は、会席仕立て。手の込んだ前菜から始まり、焼き魚や天ぷら、お造りなど・・・天ぷらは小さなものだが、赤むつと。
 つまり、ノドグロである。鍋はすき焼き風のものだった。お酒は白ワインなどいただいたが、料理も美味しかったので、すっかりきれいに進んだ。


 仕上げのご飯は下写真のように炊き込みご飯、またみそ汁でなく、すまし汁。デザートはシャーベットと柿だった。
 この近くのお宿に、「あせび野」というお気に入りの宿があるが、パーソナル感ではそれをしのぐような感じだ。何しろ七室しかないのだから、ほぼお風呂も独占状態だ。


 翌朝のご飯は、写真のようなもの。これにセルフで牛乳とコーヒーが付く。派手さはないが、美味しくいただけた。
 また、このお宿の浴衣・・・写真のとおり、ワサビと猪、椎茸に鮎が染められたもの。この地域の名物をすべて並べた形で、なかなかユニークなものである。



 お風呂のセットも男女で入っているグッズが異なり、小生の袋にはコームと髭剃り、歯ブラシが入っていた。女性の方はシャワーキャップとブラシ、髪留めゴムが入っていて、この手の気配りも嬉しい。
 東京からのアクセスもいいし、パーソナル感もあり、大人の隠れ宿という感じ。あせび野ほどのゴージャス感はないが、あせび野が週末泊だと基本料金で3万円以上するのに対し、この内容で、週末宿泊で2万円弱というのは魅力だ

 しいて言えば、お鍋にわずかにお肉が入っていたが、それ以外がすべてお魚系だったのが、やや物足りなかったかなと。
 とはいえ、前記事でも書いたとおり、フレンドリーな女将の対応、食事、環境、そして抜群の温泉というトータルで見てめっちゃお気に入りになったぞ。

 次回はエルメスと・・・って、いつまで夢見てるんだよって(苦笑)
 あっ、今回またスタンプが満杯になったぞ。このお宿へのご招待を検討してみようかしらん・・・
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