以前から小生よく取り上げているスマホのサイズ問題。ざっくりいうとappleもAndroidもサイズ拡大の一途をたどっている。
典型的な例でいえば4.0インチのiPhone SEユーザーが心待ちにしていた第二世代SEが、4.7インチになって多くのファンを落胆させた。
残念ながら、日本でのキャリアが取り扱うスマホもこの流れにのっとっていて、小さいスマホを求める向きには中華スマホなどのニッチなモデルを探すしかないのが実状だ。
SE(第二世代)は4.7インチとそれでも小さいほうだが、Androidで5.0インチを切るものを探すのは大変である。
個人的な価値観でいうと、理想は4.0インチだが、許容範囲でノッチスタイル採用の5.2インチくらいまで、秘湯のお供を考えると防水があればよい・・・
カメラも4800万画素まではいらず、レンズが明るければ1300万画素くらいあれば・・・というところ。
そんな目線で見ていたら、思わずこれは? というモデルが出てきた。中華スマホのUlefoneというところのArmor X7 Proという端末だ。
画面は5.0 インチIPS液晶を採用した HD画質 (720×1280 pixels)ディスプレイ。ただ、ノッチ画面は採用していない。
このメーカーはタフネス端末を得意としているようで、ボディは、ソフトTPUとアルミニウム合金、強化ポリカーボネート素材を採用、タフネスそのものの様子。
実際に「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」とする防水・防塵規格「IP68」取得。さらに水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格まで。
さらにアメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810G」にも準拠しているという。
生体認証はFaccID(顔認証)と、端末背面の指紋認証システム、これに加え手袋モードにも対応。
嬉しいのがバッテリーで、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているところ。
ストレージは4GB/32GB。リアカメラは1300万画素のシングルカメラ。前面カメラは500万画素(F/2.2)を採用。とりあえず必要十分なレベルか。ただAndroid10.0を採用していて、この手のモデルにありがちな古いバージョンでないのもポイントだ。
ここまで載せて、AliExpressでは1万円を切るというのは、まことにコスパのいいモデルと言えそうだ。
もちろん残念な点もあり、充電はmicroUSBでType-Cにはなっていない。また重さが234g、サイズ的にも5.0インチのスマホとしては大きめだ。
こうなると個人的な趣味としては4.0インチのKingkong Miniの方が・・・と。ただ、一台のスマホにあれやこれや詰め込んだ上で、この価格はかなり魅力的と言えそうだ。
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