アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

風が強く吹いている

2009-11-12 06:33:04 | つれづれ
いやあ、泣いた泣きまくった・・・この秋話題の映画のひとつ「風が強く吹いている」を見て身体が熱くなった。

 セリーヌに勧められて、この原作を読んだときからこの映画を見たいと思っていたが、映画を見てやはり感動してしまった。
 というのも、実は原作を読みながら、その時点で感動の号泣大会だったからだ。ストーリーはシンプルだし、予想外の展開ということはない。


 だが、原作を知っていても、そしてストーリーが読めてもやはり泣けてしまった。というくらい話がしっかり構築されているせいだろうか
 また林遣都の走る姿が美しいこと! この辺は原作のイメージをきちんと活かしてくれている。さらに、その他の配役もなかなか絶妙で、原作のイメージが出ている。

 映画化の中で、原作をいじっているところもあるが、やや残念なのはセリーヌが絶賛していた走りの中の描写が割愛されているところが多いことだ
 その点で行くと、悩ましいのはこの作品・・・果たして原作を読んでから見るべきか、映画を見てから原作を読むべきかである。

 小生的には、この映画に関しては、原作を読んでから見るのがお勧めのような気がする。これからご覧になる皆さんには、できれば原作をお読みになってからと・・・
 それにしても・・・わかっていてもそれにハマり、そして感涙に・・・という小生、涙腺の弱さは以前からだが、最近ひどい(汗)

 今回も、見ようによってはクサいところでもやられたし、中盤でもかなりやられてしまった・・・(苦笑)
 甘い評論かも知れないが、純粋に泣かせてくれるさわやかな映画であった。

 ああ・・・これ以上書くとストーリーをばらしてしまいそう(爆)
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5 コメント

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Unknown (パンジー)
2009-11-12 08:58:57
おはようございます
今頃ですが、「桂さん」でよろしいのでしょうか。

「マイケル」昨日観てきました。水曜日は1000円なので。
「感動」です。あの感じは「感動」だったでしょうか。
彼のこだわり、妥協を許さない姿勢・情熱を感じましたが、私は途中から頭が痛くなったしかし、決して嫌だったというわけでは無く、私の頭脳は今までに無い衝撃を受けて混乱かも
「好きではない」=「嫌い」では無く「嫌いではない」=「好き」でも無く
強いて言えば何だろう~理解不能?

桂さん、映画は良く観る方ですか。私は「こだわり」があって主演で決まりです。木村拓哉主演は必ず3回は
落語と同じ感覚でその人に興味があるからと言うことで・・・

>涙腺の弱さは以前からだが、最近ひどい

これは人生経験が豊かである証拠で~す。素敵なことですね
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良かった! (shima)
2009-11-12 09:11:42
やっぱり映画紹介をしている身としては、こんなに素直に喜んでいただいて、本当に嬉しいです♪
大森監督の脚本はさすがしっかりしているし(元々は脚本だけの予定)、役者さんも「最初はひどいフォーム」だったのが、映画では素敵でしたよね。走り指導の関係者からも、遣都君は、本物の学生ランナーより美しい姿になったと絶賛だったそうです!
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パンジーさんOKです ()
2009-11-12 11:32:36
パンジーさんいつもありがとうございます。当然「桂」でけっこうですよ。

 お気づきかも知れませんが、桂は小生の芸名の一部であります。

 さて、マイケル感動されたようですね。好きではないけど嫌いというのも違うし・・・って感覚、理解できますね。おそらく、ひらたく言えば感動の一種と言うべきかと。
 たとえば、好きな噺家ではないし、演出も好きにはなれないけど、それでもなお心を突き動かされることってありませんか。なんとなく、それに近いかと。
 これからもよろしく。
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ちなみに ()
2009-11-12 12:45:44
パンジーさん小生映画はあまり見ません。
たまたま、今回は立て続けに見てしまいましたが・・・小生の場合は主演とかでなく、映画のテーマで決めます。
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走る姿がすばらしい ()
2009-11-12 12:47:17
shimaさん
ほんとに走る姿が美しかったです。あれだけきれいに走れれば、本気で速く走れるのでは・・・と思ってしまいました。
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