DS5ってどうよ

以前のこと、信号で停車したときに隣にあまり見かけない車が停車した。ステーションワゴンではない・・・が、ハッチバックというのも正しくないような。


　ゆったりと大きなワンモーションのフォルムで、大きな塊感のあるもの。ずいぶん大きいし、実質ワゴンとして使えそうだ。
　だが、ひとめでシトロエン系とわかる佇まいで、調べたところDS5という車だった。シトロエンなどとグループの会社で、DSという独立した会社になっていた。


　小生が気になったのは、全体になんとも雰囲気があるだけでなく、どことなくかっこよくて、けっこう実用性もありそうというところ。
　MercedesやBMWなどとまったく違う価値観で作られていることがわかる。なにしろ、普通に一か月バカンスを楽しむ国なのだから・・・

　とはいえ、ステーションワゴンを求める小生にとって、気になるモデルであることは間違いないなあと思っていたら、新たに2.0リットルのディーゼルも搭載していく由。
　そこで、いろいろ調べてみたところ、ユニークなモデルであることがわかった。ホームページを見ると、数値的なものよりも感性的なものが強く打ち出されている。こちろには試乗記もあった。

　まずボディサイズは、全長4.5mほどだが、全幅は1.87mとざっくり1.9mという大振りなもの。ずんぐりむっくりしたスタイルというべきだ。
　大きな窓にガラスルーフなど開放感のある室内に、レザーシートも標準。気になるラゲッジスペースは465リットルという。


　えっ、このサイズでこれだけ・・・という感じだ。ゴルフバッグも2個が一杯というが、写真のようにビールケースなどはしっかり積める。
　この辺は、車のトランクに何を求めるかの違いであろう。ステーションワゴンと考えると物足りないが、セダンと思えば、小さくない。

　ただ、大きい全幅とハンドルの切れ角の問題もあるのか、最小回転半径は5.7mと巨大である。ちょっとした駐車場でも切り返しが必要だろう。
　この車は、ゆったりとした空間で、ゆったりと走るのが正しいだろう。そんな細かい道で、少しばかり時間を短縮する必要もないだろうって・・・

　あっ、それよりせっかくここまで来たんだから、20kmほど回り道をして、コーヒーでも飲んでいこうよ。
　えっ、仕事・・・そんなの明日にしましょうや・・・ってことができる人が乗るべきなんだろうなあ。

　我が家の駐車場に入りそうもないし・・・