フィギア全日本選手権大胆予想

さて、いよいよ本日からフィギアスケート全日本選手権の開幕である。注目の女子シングルは明日２６日、２７日にわたって行われるが、待ちきれない小生は読者の皆さんの前で、勝手な予想をしたいと。

　今年はまた、例年以上に激戦が予想される女子シングルではあるが、まずはＳＰだ。戦前の予想では浅田真央の圧勝と思われていたが、ＳＰでは波乱が起きる。
　グランプリで惜しくもファイナルを逃がした村主が、今シーズン一番の滑りで６５点台をたたき出すと、ＮＨＫ杯で活躍した鈴木明子も６５点台と並ぶ。

　こうなると安藤だって負けじと６８点を出し、中野も僅差の６７点台と上位に並んだためか、浅田にもプレッシャーがかかる。
　珍しくもジャンプでミスが出て、なんと６６点台の３位でフリーを迎えた。ちなみにこの大会は国際公式大会ではないため、点数はインフレ気味に出るので、念のため。

　さあ、注目のフリーだ。最終組のトップで武田奈也がハツラツとした演技で、合計点１６５点を挙げると、鈴木は細かなミスが出るものの、しっかりまとめて１７３点を挙げる。
　さあ、小生ひいきの村主だ。ここ一番に強い村主、場内を完全に村主ワールドに引き込み、１７８点と高得点を出す。うーむ、さすがだ。

　だが、浅田は前日のプレッシャーなどどこ吹く風だった。グランプリファイナルと同様に、トリプルアクセルを二回成功させると、もはや圧巻の演技。
　なんと、フリーだけで１３５点という得点をたたき出し、非公式試合とはいえ、合計で２０１点というものすごいスコアをあげる。

　この時点で興味はもはや２位争いになった感があるが、ここで登場したのは、もうひとりのひいきの中野だ。冒頭のトリプルアクセルが決まったあ！となれば、あとは今シーズン鍛えた表現力豊かな構成に場内はどよめく。
　最後のドーナツスピンが決まると、スタンディングオベーションが・・・おお、もはや村主に負けないワールドだ。というところで、１８８点！すげえ（驚）

　そして安藤だが、宣言していた四回転ジャンプこそ失敗したものの、ステップ等で高い評価を得る。だが、中野の後で、細かなミスが響き、１８６点に留まった。
　かくして、終わってみれば浅田の圧勝に終わった全日本選手権だが、改めて日本の選手層の厚さが実感される結果となった。

　最終順位は、浅田・中野・安藤・村主・鈴木・武田・水津・浅田舞・澤田あたりか・・・って、勝手にここまで妄想できればマニアとしては本望だぞ（苦笑）
　さあて、本番ではどこまで予想どおりになるかしらん・・・楽しみだなあ。