Xiaomi Mi 11 5GとOPPO Reno 5Aは、まっこうライバル的存在の高コスパモデルだが、性格的に異なるところがある。
それは、OPPOが日本市場に向けて作ったモデルなのに対し、Xiaomiはおサイフケータイこそ対応するものの、基本グローバルモデルだというところだ。
中華スマホの世界では、Huaweiがアメリカによる排除の影響を受けて苦戦する中、OPPOが台頭してきたという構図だが、元々のシェアからいえば、Xiaomiの方が圧倒的だ。
そんな中、Xiaomiが日本市場に特化したモデルをリリースしてきた。それが「Redmi Note 10 JE」だ。ちなみにJEとはJapan Editionの略だという。
スマホの世界でも日本は独特の市場であり、ご案内の方も多いと思うが、iPhoneがこれだけマーケットを席捲しているのは日本くらいである。
その日本においては、おサイフケータイ対応と、防水・防塵対応がマストというお客様が多いのが特徴だ。
くだんのモデルはグローバルの「Redmi Note 10 5G」をベースに、Redmi NoteシリーズとしてFelicaのほか初めてIP68防水防塵に対応させたもの。
ディスプレイは6.5インチのフルHD+解像度、カメラはメイン・深度センサー・マクロレンズの3眼構成で、グローバル版の「Redmi Note 10 5G」が搭載する超広角レンズは省かれているとか。
バッテリーは4800mAhで、18Wの急速充電にも対応。スペック的にほぼ穴はなしか・・・
カラーはクロムシルバーとグラファイトグレーの2色展開。個人的には地味目な2色というのはどうかって気もするが・・・
背面は丸みを帯びた3Dデザインで、持ちやすさに配慮しているというが・・・気になる重さは200gと、さすがに少し重い。
そして、この端末auとUQモバイルから独占販売予定だが、当初からSIMフリーで販売するというから、フリマサイトなどでも流通しそうだ。
気になる価格はau版で、税込2万8765円という。5G対応の端末が3万を切ってくるというのはかなり人気を集めそうだ。
小生にとっては、今XiaomiとOPPOのツートップを持っていて、さすがの小生も食指が動くことはないが、安い5G端末を探している方には最高だろう。
このところOPPOがいろんな端末をリリースして人気を博しているが、いよいよXiaomiとOPPOの激しい競争が始まったというべきか。
さらにはUmidigiや台湾メーカーのASUSもこのままではいないだろう。我々にとっても選択肢が増えて嬉しいことになりそうだ。
いつもありがとうございます。入門機なのかなあと思ってましたが、やはり価格なみの性能ということですかね。