アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ウナ・セラ・ディ東京

2015-07-22 06:00:11 | ノスタルジー
小生、最近歳のせいか、突然頭の中に曲が流れ始める。といっても懐メロばかりではないんだが・・・


 そんな先日のこと、頭の中に流れ始めたのが、ザ・ピーナッツの「ウナ・セラ・ディ東京」だった。どうしても我慢できなくなり、昼休みに検索してしまった。
 このあまりに有名な曲、1964年9月にリリースされていた。なんと東京五輪の前月である。ところが、小生今回初めて知ったが、前年に「東京たそがれ」という曲があった。

 これが歌詞も曲も完全に同じ曲であり、要は翌年に曲名だけ変えてリリースしたというものだった。
 Youtubeを検索したら、こんなのが見つかった。東京たそがれにちなむエピソードをテレビでやったものらしい。

 この歌詞の土壇場での慌ただしい作業が当時をよく物語っている。ハイテク全盛でいろんなアレンジがあってこその今では考えられないレベルだ。
 ただその結果、この不朽の名曲になったのだから面白い。そうそう、くだんの曲はこちらでお聞きになれる


 ついでだが、「ウナ・セラ・ディ」というのはイタリア語で、「ある一夜」のことだという。つまりこの曲名は「東京のある一夜」ということになる。
 そういえばザ・ピーナッツのベストアルバムには「ローマの雨」なんてのもある。イタリアがどうやらオシャレな国だぞって、ブームになりかかっていた時代を反映している。

 まだ日本人の多くが海外などに行くことが夢だった時代なんだろうなあ・・・小生もその頃には一生日本から出ることなんか思ってもいなかった。
 ってか、東京で仕事するようになることすら・・・それが今では、キョウコさんなどと、文字通りウナ・セラ・ディ東京を楽しんでいるわけで。

 もうひとつガキの頃の記憶がある。東京へ隣組で旅行に出かけ、東京の映画を観た。何しろガキのことで、ストーリーなどまったく覚えていないが、間違いなくエンディングシーンの空港をバックにこの曲が流れたはず。
 と思って調べたら、同名の映画が1965年にあった。おお、小生これを見ていたのか。

 ということで、スマホにこの曲を入れて最近また聞いている小生である。ちょっとビョーキかも。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神スイングの稲村亜美ってす... | トップ | 煮干しラーメンの似星 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ウナといっても (JG3CCD 石本みなこ★彡)
2015-07-22 16:37:59
お久しぶりです。
ウナがついても、旧電電公社の電報部門の至急電とはちがいますよね。なんかゆったりしたリズムを思い浮かべますがいかがでしょうか。
返信する
ウナ電 ()
2015-07-23 09:53:13
おお、そういえばウナ電という言葉もありましたねえ。今では死語?
返信する

コメントを投稿

ノスタルジー」カテゴリの最新記事