アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

桃の木温泉「山和荘」

2014-12-01 06:00:10 | 日本秘湯を守る会

このブログの読者の皆さんには、毎度ご存じ「日本秘湯を守る会」、今回訪問したのは、山梨県の南アルプス市にある、桃の木温泉「山和荘」である。


 過去も何度か出かけているが、山奥の道の突き当りにある一軒宿。秘湯としてはアクセスはいいが、景色がいいとかいうわけではない。
 ただ、何が素晴らしいって、ここの温泉は泉質が滑らかで透明、源泉かけ流しはもちろんだが、温度が42度とまことに理想的な温度だ。

 軽く硫黄臭がするが、飲用にも適していて大浴場では飲むことができる。少し塩味がするが、胃腸にもよいということで、けっこういただいてしまった。
 いつものようにチェックイン後、まずは貸切のお風呂で身体を温める。のんびりとお腹の中から疲労が溶け出していくのを感じる。

 それから大浴場へ・・・こちらのお風呂は、男女入れ替えはないが、宿の規模の割に大き目の浴槽のため、ゆったり感がある。
 実際、お風呂で誰かと会うことも少なく、いらしてもせいぜい1~2名くらいだ。ということで、恒例の犬神家とともに温泉の透明感をわかってほしくて大胆な写真を。


 夕食の前までに、通算で三回入浴。夕食後に1回入浴し、いつものように早く就寝・・・翌朝までしっかり休んだ。
 で、朝は再び入浴し、今回も5回入浴した。最初に来たときは、若女将もお子さんがいなかったが、今ではお二人のお子さんに恵まれた由。

 ロビーの一部に、お子さんのおもちゃがあるのが、なんともほほえましく感じられた。そんな空気感も、この宿の魅力なのかも知れない。
 食事は夕食が部屋出し。朝食は広間でというスタイル。特に変わったものが出るわけではないが、素朴なスタイルなのもこのお宿らしい。

 この宿に来る人は、山登りを楽しむ人か、純粋に温泉を楽しむ人に限られるだろうが、確実にリピーターもついている様子。
 たまったものを吐き出しに行く宿、それが小生にとっての山和荘の価値である。
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