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毎度おなじみ「日本秘湯を守る会」のお宿巡り・・・だが、今回は「日本秘湯を守る会のお宿だったところ」に初訪問だ。ということで、ジャンルはそのまま秘湯扱いにしておく。
今回おじゃましたのは群馬の沢渡温泉の「まるほん旅館」だ。小生が時々出かけているたんげ温泉美郷館の近くになる。
美郷館は一軒宿だが、沢渡温泉は温泉街を形成している・・・が、昭和の頃はそれなりにという感じで、残念ながら閉館した様子のお宿やお土産屋も多く、寂れた感はある。
「まるほん旅館」も先代のご主人が閉館すると決めた際、こんなにいい温泉があるのならと、銀行の担当者が養子になり、お宿を引き継いだという話が有名だ。
当時の沢渡は、お宿を引き継ぐのは親族でないとダメというルールだったためだが、到着するとくだんのご主人が受付してくれた。
インフォメーションは簡にして要を得たもので、サクッと部屋に案内された。
お風呂は有名な桧の混浴風呂と、女性用の新しいお風呂の二つに、貸切の露天風呂がある。まずは混浴風呂に飛び込む。それなりに複雑な通路を通り、湯小屋の佇まいのお風呂に入る。秘湯ファンには有名なお風呂だ。
湯の花も多いが、泉質は透明でなめらかなもの。やや熱めのお風呂だが、入るとなじんでくる。
こちらを楽しんだ後、同行者と露天に向かったが、元々ないところに無理やり作った形で、あえて入るほどではないなとやめた。
いつものように、そこから缶ビールなど飲みながらお昼寝を・・・
夕食前に再度入浴後、夜には混浴風呂が女性専用になり、代わって女性用のお風呂が男性用になるため、もう一度入る。こちらは、明らかに新しく作ったもので、雰囲気も明るく、むしろこちらがいいという女性客もいる様子。
こちらの温泉は、昔から草津に入った後、肌を休める仕上げの湯として評価されていた様子。湯の花が多いものの、クセもなく美肌の湯になりそうだ。
確かに、温泉そのものはなかなか素晴らしいことがよくわかった。この日は満室ではなくお客様も少なかったようだが、温泉にもゆったり入れたのは嬉しいところ。
では、このお宿・・・誰にもお勧めできるか・・・その辺については別稿にて・・・
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