多摩川サイクリングロードの車窓から

Mt富士ヒルクライム2016

 Mt.富士ヒルクライムに今年も参加してきました。
優勝タイムは驚異の58分台だったみたいですが、そんな雲の上の世界には全く関係ない一般人の記録を残してみたいと思います。



 俺は車を持っていないので、移動は鉄道になります。単に富士山駅まで輪行するだけなので、本来特に書くこともないのですが、、、大月駅で富士急に乗り換える際に、ちょうど普通列車が無くて「富士登山電車」という快速しかなかったんですよね。快速料金がかかるけど200円だからまあいいか。そう思ってたんですが、いざ乗ってみると・・・


 こんな内装。雰囲気はいいんだけど全体に通路が狭くて、自転車を抱えて歩くのはちょっと難儀でした。この日は富士ヒル参加者が多く、皆さん自転車をどこに置くか悩んでいたみたいです。

 さて富士山駅に到着してここから北麓公園に向かうわけですが、去年は国道139号から北麓公園に向かう道路が大渋滞してました。おそらく問題になったのでしょう、今年は前日受付でも北麓公園への駐車は禁止され、実質的に車での来場が不可能になっており、道路はすいててスムーズに移動できました。

 車で来る人は付近の駐車場からのシャトルバスに乗ってくるわけですが、後で聞いた話では結構待たされたみたいです。まあ最初だからノウハウも無かっただろうし来年以降は運用もこなれてくるんじゃないですかね。



 ちなみに北麓公園からの帰りのバス乗り場はこんな感じ。そこまで並んでる風ではなかったですね。



 受付会場には今年も店が沢山出てましたけど、輪行組の悲しさでバッグに余裕がありません。あんまり長居すると何か欲しくなっちゃいそうなので、受付が終わったらそそくさと宿に向かうことにしました。



 宿で荷物を整理していると、受付でもらったゼッケンと一緒になんとラップタイム表が。俺も去年作りましたけど、まさか運営が作ってくるとは思わなかったな。


 その後、ISOYA仲間のTSMさん、OSMさんと合流して河口湖駅近くの天ぷら屋で晩飯と相成りました。安くてそこそこ美味しかったんですけど、ホールのおばちゃんの手際が妙に悪く、イマイチ感満載。
 ちなみにこの3人、TSMさんはトライアスロン、OSMさんはブルベ、俺はヒルクライムが主戦場。三者三様です。

TSMさん骨折はもう大丈夫なんですか?(先月、落車で剥離骨折してます)

たぶんヘーキヘーキ。今日ここに来る前に海で泳いだんだけど、大丈夫だったから。

なんですかそのタフネスっぷりはwwwおかしくないですかwww

ところで、OSMさんとかわさんはどっちが速いの?

どうでしょう?去年は俺のほうが速かったけど、OSMさん前日に試走して力尽きてましたからね

それ蒸し返さないでくださいよwww





 さて、場面は変わって当日の朝。北麓公園に向かう道は自転車の大行列。晴れてはいるものの少し肌寒い、非常に良いコンディションです。願わくばあんまり気温上がりませんように。



 荷物を預けてしまうと出番まで時間をもてあまします。俺は第5ウェーブで比較的スタートが早いからまだマシなんですけどね。富士山をよく見ると、傘のような雲がかかっていました。これって雨の予兆でしたっけ?



 さてもうすぐスタートの時間。特に意味も無く前のほうに陣取ってみました。

 前回のハルヒルで盛大に脚を攣った苦い経験を踏まえて、今回はいろいろ対策を採っています。起床後に2RUN、スタート30分前にMag-onを飲み、さらにスタートと同時にカバヤ塩分チャージタブレッツを口に放り込みました。ここまでやってダメなら、もう体質だと諦めるしかないんじゃないかな。



 いよいよスタート。この写真は主催者がFACEBOOKに自動投稿してくれたものです。

 測定開始地点を過ぎるといきなり8%前後の坂が待っているのですが、ここでいきなり不具合が発生してしまいました。変速の調子が悪く、特定のギアに入りにくい状態になっていたのです。具体的には34T-24Tと34T-21Tで、これは5%~7%くらいの傾斜で俺が多用するギア。そう、この富士ヒルで最も必要なギアです。
 以前から調子が悪いなと思っていたのですが、店でチェックしてもらっても特に問題が無かったのでそのままにしていました。ここに来て悪化するとは・・・ともかく今日はこのまま走るしかありません。幸い全く入らないわけじゃないのですが、集団が加速したときに変速できず脱落してしまうなど、やはりハンデになっています。
 1合目通過タイムは21分10秒くらい。確か去年は21分を切っていたはず・・・まずいな。

 ペースが上がらない原因は恐らくギアのせいだけではなく、脚を攣ることに対する恐れがあったように思います。あまり負荷をかけないように登ろうと心がけた結果、追い込みきれなかったんじゃないかと。それが功を奏したのか、はたまたサプリメントのおかげかはわかりませんが、ゴールするまで激しく攣ることはありませんでした。

 その後もペースは上がらず順調に去年のタイムから遅れていき、最後の平坦区間入口で去年より2分遅れの80分。もう去年より遅いのは確実、だけどブロンズを逃すことも無さそうです。あとは1秒でも縮めるしかありません。平坦区間は少人数ながら集団でいけたので悪くありませんでしたが、最後の坂でガクッとペースを落としました。力尽きたというより、混雑してて間を縫って行くのが面倒になった、というほうが正しいかもしれません。



 最終結果は85分41秒、去年より約2分遅れでした。いろいろと悔いは残りますが、まあ次回以降に生かしていくしかありますまい。



 去年は寒かったこともありメロンパンを食いましたが、今年はこけももソフト!良く知らないけどここの名物らしいです。




 去年より結果が悪くなった、という事実は結構重いものがあります。もう40台半ばに差し掛かっており、高齢による衰えという疑惑を否定できませんので。モチベーションを維持するためにもそれ以外の理由が必要で、とりあえず今回はギアのせいにしておくことにしました。

 もっとも、この長いレースで2分というのは誤差の範囲、ちょっとした体調の良し悪しでそれくらいは変わりそうでもありますね。・・・うん、そういうことにしておこう。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「レース・イベント」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事