多摩川サイクリングロードの車窓から

平地専用ギア

平地レース用にこれ買いました。
今週末の大磯クリテリウムに投入予定です。


ギアにはクロスレシオ、ワイドレシオという考え方があります。
ワイドレシオと言うのは各ギアの歯数の差が大きく、その分トップとローの差が大きいギア。
どっちかと言えばアップダウンのあるコース向きで、俺が使ってる12-30Tなんかはまさにこれです。

対してクロスレシオというのは各ギアの歯数の差が小さいもの。
きめ細かいギア選択が可能なので平地では効率的な走行が出来ますが、幅が狭いので登りに弱いと言えます。
脚力のある人は重いギアで登っちゃいますけどもね。

俺が12-30Tを選んだのは、普段のサイクリングでそこまで平地のスピードを追求してもあまり意味が無いし、
それよりはワイドレシオの方が様々な状況に幅広く対応できて良いと考えてのことです。
貧脚で坂登れないから、とも言う

しかし平地のレースだけは話が別。
登りも下りもなく、平地でのスピード勝負ですからクロスレシオの方が断然有利です。


ではその歯数を具体的に検証してみましょう。
まず12-30Tは以下の歯数になっています。

12-13-14-15-17-19-21-24-27-30

俺が普段どのギアを使ってるかと言うと、
平坦であれば24Tで発進→すぐ21Tに入れて加速→19Tもしくは17Tで巡航、と言うことが多いです。
レースとなれば発進するのはスタートの時だけですから、24Tはあまり使い道が無さそうです。


さて、シマノの10速の中で最もクロスレシオなギアと言うと11-21Tなのですが、
こいつはDURA-ACEになってしまいます。DURAのスプロケって値段がULTEGRAの3倍くらいするんですよね。
さすがにちょっと高すぎるので、これは除外。

ではULTEGRAはどうか?候補になったのは11-23Tと12-23Tの2つでした。
この2つの歯数はというと・・・

11-12-13-14-15-16-17-19-21-23
12-13-14-15-16-17-18-19-21-23

となっており、違いは11Tと18Tです。
この2つから選ぶなら話は簡単で、11Tと18Tのどちらが俺にとって有用か?という1点になります。
で、いままで12-30Tで平地のレースに出ていますが、11Tが必要になったことが未だにないんですよね。
一方、18Tは普段の巡航速度のギアですから使い道は大いにありそう。こういう次第で12-23Tを選びました。



早速重量を測ってみましょう。まずは普段用の12-30Tです。



続いてこちらが12-23T。やはりだいぶ軽いです。
平地レースなら重量はそこまで重要じゃないですけど、軽いにこした事はないですよね。


12-30Tに限らず、大き目のギアを乙女ギアと呼ぶのはちょくちょく見かけますが、
こういう小さめのギアはなんというのでしょうね。・・・漢ギア、とか?
んで、12-23Tが漢ギアだとすると、11-21Tは・・・世紀末覇王ギアとでも言えばいいのかしらん。



お前じゃねぇよ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「その他パーツ・グッズ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事