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これはこれで良いハードでしたが、友達とソフトの融通も出来ないし、なかなか大変だった覚えがあります。
じゃあ何故セガを選んだのか。今にして思うと、ファミコンというスーパーメジャーが気に食わなかっただけだと思えます。こういう天邪鬼な嗜好はオッサンになった今でもあまり変わっていないようで、ASSOSやらっふぁのウェアを買おうとしないのは多分そのせいでしょう。同様に、アクセサリ類は高級品イメージが希薄なMINOURAやOGK KABUTOを好む傾向があります。
俺の自転車にはそのMINOURAのボトルケージが付いています。
こいつは値段も安く、初心者向けというのが一般的なイメージでしょう。実際、なんで未だにそれを使ってるの?と聞かれたことが何度かあります。一つは前述したMINOURAというメーカーに対する愛着がありますが、それだけではありません。その理由を語ってみたいと思います。
1.見た目
完全に趣味の問題ですが、こういう細身の方が好みだからというのが何より大きな理由です。そういえば俺って貧乳派ゲフンゲフン
自転車全体のデザインを考えた場合、ボトルケージはなるべく目立たないほうが望ましいと思っているので、細身のコイツはうってつけです。それでいてカラーバリエーションが多いのもポイントが高い。
2.融通が利く
こいつは金属製で多少曲げても大丈夫ですので、大きめのものが収納可能です。具体的には輪行袋とかユニクロのウルトラライトダウンジャケットとか。カーボン製のボトルケージではこうは行きません。
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ちとばかし無理があるものの、それでもこういうことが出来れば収納の仕方に幅が出るというものです。
さて、融通が利くボトルケージといえばTOPEAKのModula Cageの右に出るものはいません。なにせ幅の調節機構がありますから、利便性はMINOURAをはるかに上回ります。が。
如何せんコイツはデザインがちょっと・・・いくら便利でも、高い自転車にはつけたくない見た目なので落選と相成りました。
3.安い
なんだかんだで重要な要素がこれ。樹脂製のものでも2000円前後、カーボン製の高級品だと5000円以上のモノもある中、600円そこそこという価格は圧倒的です。カラーバリエーションが豊富なのでちょっと気分転換に別の色に、なんてことが低予算で出来ます。というか俺は2度ほどやりました。
4.実は軽い
金属製で値段が安いとなるといかにも重そうですが、重量は39g。樹脂製との比較ならむしろ軽い部類ではないでしょうか。カーボン製にはさすがに負けますが差は20gあるかないかといったところ。値段を考えればこの重量は相当軽い部類といえますし、そもそもボトルケージごときの重量をチマチマ軽くしても自転車全体に与えるインパクトはいかほどか?その予算を他に回したほうがいいんじゃね?と思うわけです。
長々と書いてきましたが、結局は見た目が気に入ってるので換える必要を感じない、ということになります。ボトルケージというのは他のパーツと異なり自転車の性能にほとんど影響を与えないだけに、その人の趣味や思想がモロに出ると思われ、観察してると結構面白いと思ったり思わなかったり。
その考えで行くと、MINOURAを頑固に使い続ける俺は「保守的な実用主義者」ということになるんでしょうかね。