・輪行するには近く、自走するにはちょっと遠い微妙な距離
・手前にヤビツ峠があるので、そこで済ませてしまう
・初ヒルクライムが奥多摩だったので、なんとなくそっちに親近感がある
ぱっと思いつくのはこんなところでしょうか。
しかし神奈川人としては箱根をあまりにも知らないのはちょっと情けないものがあります。せめて主要な峠くらいは走っておこうと考えて、今日は箱根に遠征してきました。
まあ、俺はちばらぎからの移民であってネイティブ神奈川人じゃないんですけどね。細かいことは気にしない気にしない。
今日のテーマは未踏破の道を走ること。そこで考えたのは椿ラインを登り、元箱根・仙石原経由で長尾峠を越え、御殿場から北上して足柄峠を経て小田原に戻るルート。スタート地点は小田原のつもりでしたが、たまたま乗った電車が熱海行だったので湯河原まで乗ってしまいました。早くも手抜きが始まってる・・・
注）椿ラインは湯河原から登るルートです
湯河原駅からスタートし温泉街を抜けて椿ラインに入ると本格的な山道になりますが、ごく普通の山道という感じです。全般に斜度は緩めですが、その割にカーブが多いので退屈ではないですね。
10%越えの激坂も無いわけじゃないけど、ごく短いものなので問題にはなりません。
標高700mあたりから樹木が減ってきて、800mを越えるあたりからこんな感じになります。何と言えばいいのかな、空が広いんですよ。道としては普通なんですが、視界が広いと気分が開放的に！
下には通ってきた道が良く見えました。こういうのは下から見上げると絶望感半端無いですが、上から見る分には達成感があります。
程なくして大観山に到着、ちょうどロード乗り5人組の方がおられたので、撮影してもらいました。晴れてるけど雲が多く、富士山は顔をちょっと出してるだけ。右のほうにちょっと見えるでしょ？
その後は予定通り元箱根・湖尻を経て仙石原へ。11時過ぎくらいだったのでちょっと早いですが、壺仙という中華屋で昼飯にします。だってねぇ、GWだし12時過ぎたらどこも混むでしょ？空いてるうちに済ませないと。
頼んだのは麻婆豆腐定食。観光地価格なのかチョイ高め（1450円）でしたが、味はしっかりしてたので文句は無いかな。後で調べてみると海鮮ラーメンが旨いらしいので次はそれにしよう。
昼飯後、すぐ近所のローソンに立ち寄りました。いやほら、第3新東京市店を見てみたくて。
さてここから長尾峠に向かうとします。
長尾峠は特に激坂も無く普通の峠道ですが、登り切ったところから仙石原を一望できます。まあ視界の大部分をゴルフ場が占めてるのはご愛嬌、でしょうか。
ちなみにこの写真、大観山で会った5人組にここで再開したのでまた撮影してもらいました。どうも椿ラインからここに至るまでほぼ同じルートを走ってたようです。この後は御殿場から籠坂峠を経て山中湖に向かうそうで、足柄峠に挑む俺とは道が違いました。
長尾峠の東側は前述の通り仙石原を望むビューポイントですが、トンネルを越えた西側も富士山のビュースポットとして知られています。が、ご覧の通りすっかり雲に隠れていました。
予定通り御殿場を経由して足柄駅に向かい、そこから足柄峠を登り始めると10%オーバーの激坂が連続で襲ってきました。だけど、和田峠や梅ノ木峠に比べるとだいぶマシ。実際、傾斜は12,3%がせいぜいで15%オーバーがほとんど無いのです。音に聞こえた足柄峠がこの程度？
ひょっとして激坂として名高いのは東側だけで、西側はたいしたこと無いのかも。いや、この言い方は誤解を招くかな。西側も10%オーバーの坂が普通に出てくるのでかなりきついですよ。
登り切ったところにあるのがこの足柄城跡の石碑。廻りはちょっとした公園になっているようなのでちょっと行ってみることにしました。
公園内に富士見スポットがあったのですが、相変わらず雲に隠れたまま。裾野は見えてるのになぁ。今日の富士山はいけずですわ。
