多摩川サイクリングロードの車窓から

自転車で桜を追っかけろ!埼玉遠征

 先週、宿河原用水で桜を見てきました。綺麗ではありましたが7分咲といったところでしたので、今週は満開の桜を見に行きたいのですが、多摩川下流域や都心部の桜は週半ばにピークを迎え、この週末はもう散り始めているところがほとんどです。今から行ってもちょっとなぁ・・・ 
 ならばちょっと北に行けばいいじゃない。

 というわけで遠征先に選んだのは、満開を迎えていそうなスポットが多い埼玉北部。環八から荒川サイクリングロードに乗り、荒川沿いの名所に寄りつつ、最終目的地の熊谷を目指そうという企画です。
 荒川サイクリングロードは1回だけ走ったことがありますが、もう5年も前の話。土地勘も道路知識も全くありません。まあ距離は100km未満で山も無いのですから大したことはないはずです。(フラグではない)




 環八から荒川サイクリングロードに入ると、すぐに朝霞水門が見えてきます。河口から約40kmの距離にあり、都心の自転車乗りにとってはおなじみのモニュメント。ここで折り返す人も多いようで、この時も10人以上の自転車乗りが休憩していました。


 埼玉県に入ってしばらく走るとちょうど満開を迎えている桜が増えて来ました。


 都内では葉が出ていたりしてピーク過ぎの桜がほとんどでしたが、これならばこの先の名所も期待できそうです。


 花見の前に、やってきたのは榎本牧場。自転車乗りにとって荒川沿いの代表的なモニュメントで、20台近いロードバイクが止まっていました。


 名物のアイスは種類が7つくらいあり、ブルーベリーとド定番のミルクを組み合わせたダブルにしてみました。牧場のアイスは大抵美味しいですが、ここのも味が濃くて大変美味でした。多摩川沿いからだとなかなか来れないのが残念です。
 俺の家から65kmくらいなので距離的には問題ないのですが、荒川に出るまで都心を突破しなくちゃいけないのが億劫なんですよね。今日は環八を選びましたが、自転車が走りやすい道ではありませんし。


石戸蒲桜



 榎本牧場からさらに北上し、まずやってきたのが北本市の石戸蒲桜。源頼朝の弟である蒲冠者源範頼が杖を突き刺したらこの桜が根付いた、とか言う伝説からつけられた名前のようです。
 この写真の桜すべてが1本の樹木。文字通り、見上げるような大木です。


 樹齢はなんと800年という古木で、当然ソメイヨシノではなくエドヒガンザクラとヤマザクラの雑種なんだとか。さすがにデカすぎてつっかい棒が必要になってはいますが、それでも枝に勢いがあって老いてますます盛んという感じでした。


さくら堤公園



 続いてやってきたのはさくら堤公園。先ほどの石戸蒲桜からは5km程度の近所にあります。桜と菜の花が競うように咲き誇っており、駅から遠いせいかさほど混雑していない点も好印象でした。


 菜の花と桜、ありふれた組み合わせではありますが、青い空を背景にするとやはり映えます。定番になるには理由があるのでしょう。もちろん、開花時期が近いというのも理由の一つですけど。


 堤の上は桜のトンネル。実に贅沢な気分になります。
 熊谷桜堤へのルートに近いから、という身も蓋もない理由で寄ってみたスポットでしたが、思いもよらぬ大当たりでした。


熊谷桜堤



 今日の最終目的地、熊谷桜堤。見事な桜並木が見えてきました。・・・が、人も多そうですね。熊谷駅から近いので、混んでるだろうとは思っていましたが。


 残念なことに、桜は最盛期を過ぎて散っている枝が目立ちました。それでも、日本さくら名所100選に選ばれているだけのことはあります。桜並木は2kmもあり、その迫力たるや他ではなかなか拝めないのでは。
 ・・・ちなみに、ここは北に行くほど(駅に近いので)混雑します。自転車で行く人は南からアプローチするでしょうから、そのつもりで写真はお早めに。


 菜の花と桜の競演。それが延々と続く風景は圧巻でした。


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