冬は山が雪で閉ざされる季節。よしんば積雪が無いとしても、路面凍結のリスクはあるしダウンヒルが死ぬほど寒いしで、自転車乗りにとってろくなことはありません。それをいいことにノンビリと平地ばかり走る平和な日々をすごしていましたが、季節はもう3月。さすがに少しは登っておかないと・・・こうして約半年振りとなるヤビツちほーに嫌々ながらも向かったのでした。
そんなこんなで、3月にヤビツに2度ほど登ってまいりました。もちろん俺が1日に2回もヤビツに登ろうものなら、足は攣りハンガーノックを起こし帰宅すら覚束なくなるは必定、そもそもそんな根性もはなっから持ち合わせていません。
1度目はやや向かい風、しかも信号に引っかかったにも関わらず蓑毛バス停のタイムは15分を切っており、これは俺的にはかなり良いペース。しかし中盤で少しペースが落ちてしまい、タイムは44分ジャスト。この時期にこのタイムなら十分かと思えたのですが、自己ベストの43分42秒まであと少しだったのが悔やまれたので、翌週に再度アタックを試みました。
そういう次第で行った再アタック、今回は風も無くコンディションは絶好。蓑毛のバス停で14分10秒、菜の花台30分ジャスト。これは43分どころか42分も切れるかも！と調子こいた途端に左のハムストリングが盛大に攣ってしまったのですが、それでもどうにかこらえて完走し、タイムは42分44秒。1分近くも自己ベストを更新できましたが、さてこれは乗り手が進化したのか、新しいフレームのおかげか、どちらでしょうね？まあ両方ということにしておきましょうか。
例年、3月はあまり良いタイムが出ず5月6月にかけてタイムが伸びる傾向が俺にはあります。例年通りなら夏に向かって更にタイムが伸びることを期待できそうです。今年の富士ヒルはいいタイムが出るかも！今から楽しみです。
ところで皆さんヤビツ遠征の昼飯をどうしておられるでしょうか。宮ヶ瀬湖に下ればいろいろといい店がありますが、あちらに下ると帰りが結構大変なのも事実で、毎回というわけには行きません。名古木側でいい店は無いものか？と新規開拓に挑んで来ました。
まず1軒目は太公刀削麺。国道246号沿いの善波峠東側という、東京方面から来る人にとっては絶好の位置にあるお店です。最近ありがちなコンビニ居抜きの中華料理屋ですが、刀削麺を売りにしている変り種。正直言って味について特筆することはありませんが、元コンビニなので自転車を置きやすく、場所もいいし、値段も安い。気楽に立ち寄れる良い店です。
この時頼んだのは五目野菜刀削麺と餃子のセット、780円でした。
続いて2軒目、丹沢そば本店です。製粉工場に併設されたお店で、地元の材料にこだわった手打ち蕎麦なんだとか。確かに味が濃いというか香りが強いというか、かなり美味しい蕎麦をいただけます。やはり本格的な蕎麦屋ならもりそばだよな！と意気込んでいたのですが、寒いので暖かいきのこそばに変更。値段は1300円とややお高いのですが、味は価格に見合うと思います。
ただ、名古木からちょっと遠いんですよね、この店。しかも結構登るので、タイムアタック後だと結構脚に来ます。
帰りに追分市民の森の菜の花畑を見てきました。もうすぐ桜が咲いて、そのあとは・・・あっという間に夏になるんだろうなぁ。
