ところが、昨年から日本におけるロードレース観戦事情は大きな変動が起きています。2016年までは何も考えずにJ-SPORTSを契約すればよかったのですが、昨年からDAZNがロードレースに進出、真っ二つに割れています。
2018年のUCIワールドツアーの年間放映スケジュールは下の通り。赤字は俺が見たいレースです。

昨年のDAZNはロンド・ファン・フラーンデレンを中継しなかったり、ジロ以外は日本語実況なしだったりで不評だったようです。今年はどうかというと、ミラノ~サンレモやE3ハレルベークにはバッチリ日本語実況解説がついており問題無さそうでした。
実際のところ、それぞれの強み・欠点はどこにあるのか。さっくりとまとめてみました。
J-SPORTSの強み
・実況解説陣が強力
・ツール・ド・フランス
J-SPORTSのロードレース中継は栗村さん・サッシャなどが繰り広げるトークも楽しみの一つ。それに対してDAZNの実況はちょっと見劣りすると言わざるを得ません。今後慣れるにつれてのレベルアップは期待できそうですが、漫才レベルに達しているJ-SPORTS実況陣に勝てるかというと、ちょっと難しいかもしれません。
また圧倒的な知名度と集客力があるツールを抑えているのも強みといえるでしょう。
DAZNの強み
・レースの数
・自転車以外のコンテンツが豊富
上の表を見れば明らかですが、実況レースの数はJ-SPORTSを大きく上回っています。ツールを別にすれば、春のクラシックの半分とジロを抑えているので、質の面でも決して見劣りしません。さらに言えば、UCIヨーロッパツアーもかなりの数を実況するようで、3月には6レースが実況されます(ました)。
そしてDAZN最大の強みは圧倒的なコンテンツ。ロードレース以外のスポーツも見放題で、ラインナップはプロ野球・メジャーリーグ・Jリーグ・欧州サッカー・テニス・F1・ゴルフ・ボクシング、等々。相撲以外の人気スポーツはなんでもあるという感じです。
今年の契約をどうするか
どちらのサービスも、料金は月額になります。他にもいろいろ見るのであれば契約しっぱなしでもいいでしょうが、ロードレースしか見ないのであれば、実況がほとんど無いシーズンもあるので小刻みに契約するほうが経済的でしょう。
俺の計画はというと、
DAZN :3~5月(クラシック、ジロ)
J-SPORTS:4月(クラシック)、7~9月(ツール、ブエルタ)
こんな感じにする予定です。
ちなみにDAZNは最初の31日間は無料で視聴できます。俺はミラノ~サンレモがあった3/17に契約しましたので、4/17までは無料。そこで、4/15のアムステルゴールドレースを見終わったらいったん解約し、無料のまま逃げ切る予定です。ジロが始まったら再契約して、おとなしく料金支払いますけどね。