しかし来週になれば恐らく桜が咲きます。そうなれば俺のことですから、ヤビツ峠なんぞそっちのけで桜追っかけライドを始めてしまうに決まっています。一方で、ヒルクライムのシーズンインを前にヤビツ峠タイムアタックは一度はやっておきたいところ。ならば今日行くしかありません。
タイムアタックをするからには、脚の疲れがない状態が望ましいのですが、昨日は尾根幹でそれなりに追い込んで走っており、完全にフレッシュとは言いかねる状態です。既に疲れてるモンはどうしようもないので、これ以上疲れをためないためにヤビツへの道中は徹底的に脚を使わないことを心がけていきました。具体的には、全体的にスピードを抑え気味にして、登り坂は見栄を張らずに軽いギアでゆっくり登る。
・・・途中の登り坂でクロスバイクにブチ抜かれたような気もするけど、気にしてはいけない。
名古木のセブンイレブンに到着してアタック準備をしていると、このブログの読者さんに声をかけていただきました。この方、今日のタイムは39分だったそうで・・・50分前後をうろうろしている俺からすると雲の上のタイムです、羨ましい。
しかも奥さんとご一緒でした。ますます羨ましい。
ヤビツに挑むのは昨年11月以来。この時は55分という散々な結果でした。入院の影響で登坂力が落ちていたことが最大の要因ですが、前半に張り切りすぎて後半で大ブレーキを起こしたのも原因です。そこで今日は前半、具体的には蓑毛の坂を登りきるまで抑え気味に行くことを心がけることにしました。
いざ登り始めると序盤の住宅地区間で向かい風が強く、どうにも速度が上がりません。しかも途中にある信号2箇所はどちらも赤。なんだか良いタイムが出そうな流れじゃありません。蓑毛の坂を登り切ったところでタイムを確認すると16分50秒。ここまでが全体の約3分の1ですから、50分を切ることすら怪しいタイムです。
しかしここから先は森の中だから向かい風の影響は減るし、抑え気味に登ってきたから脚の消耗も少ないはず。諦めるにはまだ早い。
蓑毛のバス停を過ぎて森に入ると、昨日の雨の影響か路面がウェットに変わります。しかし流石に雪は残ってないか・・・と思っていたら、菜の花台を過ぎたあたりで雪が降り始めました。こりゃダウンヒルが寒そうです。
前半を抑えた成果か、終盤になってもペースはさほど落ちず、47分30秒くらいでゴール。
前回の55分は大幅に上回りましたが、昨年同時期のタイム45分にはだいぶ劣ります。最低ラインの50分はクリアしたけど、喜べるタイムではありませんね、正直。怪我の影響があるとはいえ、自転車に復帰してもう半年。そろそろ言い訳にできなくなる時期です。
精根尽き果ててバッタリ。口をあけたら、魂とかそれ以外の何かとかがが出てきそう。
やはり峠は寒いので、休憩もそこそこにダウンヒル開始。当初は宮ヶ瀬湖に下りる予定でしたが、空模様が怪しいので秦野側に下りて往路と同じ道で帰ることに。予想通りものすごく寒く、スピード超控えめで下りたのでだいぶ時間がかかってしまいました。
さてここから帰るわけですが、ちょうど昼時だし何か腹に入れたいところです。
寄ったのはなまらうまいっしょR246伊勢原店。北海道の豚丼のお店で、頼んだのは国産バラ豚丼。バラなので脂も結構あるはずですが、食べてみると見た目ほどクドくなく、箸が進みます。
さて、あとは帰るだけだな。まだ結構距離あるけど。
中原街道をひたすら走っていると、厚木の米軍基地でちょうどF-18が離陸するところでした。
中原街道をさらに進むと、追分市民の森の菜の花が咲いていたのでちょっと寄ってきました。菜の花って割りとどこにでも生えてますけど、これだけ集まってると圧巻です。
休日の午後ということで家族連れが多く、自転車を担いだオッサンはあからさまに怪しかったでしょうね・・・
場所はこの辺り。中原街道から自転車を担いで階段を下りるのが一番簡単でしょう。
ヤビツ峠は寒かったけど、それでも春になりつつあるようです。
