日本企業の海外M&A(合併・買収)が一段と加速している。
1~6月の件数は262件と前年同期比15%の増加
バブル経済期の1990年の247件を上回り、22年ぶりに過去最高
金額ペースも3兆4904億円と9%増え、2006年同期の4兆4681億円に次ぐ過去2番目
2006年は約1兆9000億のソフトバンクよるボーダフォン買収があり、その事を考えると、今年の数字は大変大きい事が分かる。
三菱商事はカナダで新型ガスの権益を2300億円で取得
丸紅は米穀物大手のガビロンを3000億円で買収
大型のM&Aもあるが、今年の特徴は、金額が公表されているM&Aのうち、10億未満が4割弱を占め、小規模案件が増えてきている。
世界的には欧州債務危機の問題で約2割ほどM&Aが減少している中、日本だけが世界に向け強さを示している。
日本企業の業績の悪い事は新聞で大きく報道される。
しかし悪い方が一部で、多くの企業は業績が向上していても新聞ではあまり報道されない。
「なんでだろう」とよく感じています。
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