私の基本姿勢は再生可能エネルギーの普及には大賛成です。それからたびたびブログに書いて
いるように原子力発電には反対です。
しかし、7月1日から施行される再生可能エネルギーの全量買い取り制度については、少し疑問も感じます。
再生可能エネルギー全量買い取り制度における発電事業者の主な希望価格が発表されていたが、
太陽光の希望価格は42円と他の再生可能エネルギー買い取り価格と比較すると、大変高い。
風力22~25円
地熱25.8円
水力24円
バイオマス(木質)25.2円、(可燃ごみ)16.5円以上
ちなみにLNG火力の場合は10.7円
政府のエネルギー・環境会議は昨年12月、太陽光発電コストをメガソーラーで最低30.1円、
バイオマス(木質)17.4円と試算しているが、企業の参入を促進するために高い価格で買い取らせるらしい。
しかし、その電気料金は、電力会社は買い取りにかかった費用を電気料金に上乗せするため、高い買い取り
価格は一般家庭や企業に重い負担となる。
東電の電気料金値上げで、企業の負担が大きくなると問題になっている時期に、少し落ち着いて議論すべき
問題ではないでしょうか。
消費税の問題だけでなく、7月1日から施行される再生可能エネルギーの全量買い取り制度がスタートした
場合、電気料金は幾らぐらい上がるのか、政府は試算も発表し、国民の意見も広く聞くべきではないかと考えます。
そのような事はならない事は分かっていますが、全ての電気をメガソーラー発電になると単純計算でLNG火力発電
と比較した場合、電気料金は約4倍になる計算になります。
それで皆さんは納得できるのでしょうか。
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