就学前の少年が
タイムマシンを作ると
宣言した
早速頑丈な菓子箱に
半円形状に
目盛を書き込んだ
その下に
ボール紙でこしらえた
細長い 三角錐の針を
画鋲📌で止めた
目盛の中央は 零 ゼロ 現在
右に回せば
青色🔵に塗られた 過去へ
左へ回せば
赤色🟥の未来へ行けると云ふ
どの様な呪文を唱えたのか
願ったのか 祈ったのか
試行錯誤を繰り返し
半年後
「僕にタイムマシンは
不可能なんだ
弟君に譲るよ」と
あっさり断念
君君
人間は好奇心と想像力があれば
ドラえもんの
“どこでもdoor“から
過去の人にも
未来の自分にも
会いに行けるんだ
機械を創造しなくても
行けるんだ
頭と心の中に
いつも このキーワードを
持っていたら
“どこでもdoor“は
いつでも開けられる
タイムマシンの入口は
自分の中に
いつも いつもあるんだ
中学生の通学鞄が重過ぎる
「今日は授業時間が少ないけど」
と言ふ
中学一年生の鞄を
量らせてもらった
なんと なんと 15kg
この他に 部活動の用具
重い水筒 着替え・・・
今の子供達には 世界中から
24時間
・災害・事故・事件
・国のトップの呟きまで
瞬時に画像と共に
飛び込んで来る
昔のストレスとは
比較にならない
「あさ 登校だ」と
鞄を持ち上げた時の重さ❗️
登校の気力も失せるといふもの
背中の荷が軽くなったら
気持も 心も軽くなり
「さあ 学校へ行こう❗️」と
思うかもしれない
人に優しく目を向ける
ゆとりも 生まれるかも知れない
炎天下
前屈みに地面を見ながら
黙々と登下校する子供たち
鍛える前に 疲弊する
“児童・生徒の通学鞄を
軽くする都市“宣言
先駆ける 仙台市
背中が軽くなり
心が軽くなったら
いじめは絶対に減る と
思われてならない
身体も心も
壊れてしまわないうちに
真剣に考えて‼️