写真家 土門拳記念館へ
友達と高速バスに乗って
日帰り遠足を計画中・・に
土門拳と親交があり
エッセイ「三太郎の日記」を著した
酒田市出身の哲学者
阿部次郎の
阿部記念館 閉館のニュース
が掲載されました
御遺族が寄贈された生家を
記念館としてきたが
老朽化と来場者減少で
維持不可能となった由
旧東北帝国大法文学部教授も
務められた御縁で
1999年に 東北大学文学部が
仙台市に開設した
阿部次郎記念館 は昨年閉館
かけがえの無いものたち
静かに 密かに 忘却の彼方へ
行きしものの
余りに多き昨今
また 三太郎の日記 の
ページを繰りたいと
思いました
衣更着〈きぬさらぎ〉
二月の異名
寒さ故 衣の上に
更に衣を着る月
🟢 毎日の様に
森林公園を散歩されている方が
面白いことを
話して下さいました
今 山の広葉樹は
葉をみんな落として
枝ばかり
裸ん坊の様に
寒々と立っている
凛として すっくと
天に向かっているもの
枝を広々と広げて
賑やかなもの
そして 隣の木を頼りに
寄り掛かるもの
まるで 人間模様
草木にも
心が宿っているらしい
固い芽に
春を内包しながら
🟢 パッチワークや
編物🧶の針を
動かしながら 身体に良い
ニュース
幼い頃のアレコレ
美味しいピクルスの
作り方の伝授
鳥の名前
古い洋服の再利用の方法
"勿体無い"の再認識
集まった人数分だけ
智慧も知識も
増える 増える 増える・・・
お喋りは
老化防止の妙薬‼️
あの日から13年目の今日
忘れていた アレコレを思い出す
歳がそうさせるのか
アチコチの脳の
扉が開く
しまっておいたことも
忘れていた
音 風景 人 言葉 気配 風・・
見えないけど
気付かないけど
知らないけど
沢山の方々に助けられて
今日まで 来られました
自助 共助 公助
こんな言葉も
頻繁に聞かれました
家の中でも靴を履いたまま・・
後日そのスニーカーを
改めて じっくり見てみたら
底には穴が空いて
小石が詰まっていました
縫い目は 引っ張られて
裂けて・・・
共に震災を走り抜けた
スニーカー👟君
頑張ったね
同志君を
ゴミ箱にポイっ は忍びなく
包んで どんと祭の
お焚き上げの中へ
そっと置いて来ました
太郎月
一月の異名太郎とは 長男の意
一月は一年の長男の月 故
明けまして
おめでとう
ございます
まだまだ この世に
お仕事があるとみえて
新しい年に
渡らせていただきました
皆 誰でも それぞれ
年齢や立場など
置かれた状況で
異なるものの
学ぶこと 働くこと
助けること と
その人の担っている しごとは
その人にしか 出来ないもの
その為に この世に
生を受けたのだから
心を込めて 新しい年も
日々のしごとに
精を出しましょう
働くとは
端はた 傍はたを
楽にさせること とか
ふむふむ
七草粥
♪♪♪七草 叩く 唐土の鳥が
日本の土地に
渡らぬ先に トントン
♪♪♪
唐土の鳥
〈中国の 九頭を持ち
犬🐕に噛まれた頭から
血を滴らせながら
大陸から疫病や害虫を運んだり
農耕に悪さをしたり
災禍をおこす
架空の鳥
鬼車鳥・・きしゃちょうのこと
鬼車鳥の血🩸の滴りは
人の魂を消す
また家にも災禍がある
この血🩸のついた衣服を
身につけると災がある為
夜は洗濯物を外に
干したままにしないこと
また 人の爪を好むとされ
これらの言い伝えが
夜爪を切るな〈世詰め〉 とか
洗濯物の夜干しはするな
などの俗信の根拠に
なっているのではといふ
荊楚歳時記 より
18年前
仙台藩作法で学び
まとめのテーマに選んだ
月の異名
自分でも 名付けてみては・・の
泰宗様のアドバイスで
自流異名・我流俳句を・・・
三月の異名
雛月 ひなづき
形代にけがれを移して
川に流し 物忌みに
祓いをした 雛流し
一家の災厄を祓う
意味ではあるが
まだ 人間の仲間に
入っていないといふ
幼い子どもたちの
いのちをまもる
おもひが深かったように
感じられてならない
鳥たちに
花 饗したる
櫻かな
蜜の御馳走
花粉の御馳走
たんと召し上がれ
雀 目白 ヒヨドリ