谷川俊太郎氏の訃報を
朝早く 10歳年上の
一人暮らしの 従姉妹が LINEで
知らせてくれました
・隣のおじさん ・哲学者
・詩人 ・無色透明 ・ダンディ
・永遠の少年 ・個性の塊 ・掌にのせた雪 ・飛べる羽を隠していた人・・・
次女が幼稚園時代
どきん
のなかの みち を誦じて
発表する会が有りました
平明な言葉
リズミカルな連なり
子供達は魅了され
家に帰っても
お風呂のなかでも
眠りに就く時も
楽しそうに
口ずさんでいました
今はもう
父親や母親となっている年齢
自分の子供に限らず
周りの人達に
美しい言葉を音読する
素敵な時間を
作ってあげている
ことでしょう
谷川俊太郎氏は
おっしゃいました
詩人という職業は無い
なぜなら
人間は誰でもみんな
詩人だから
幼子の呟きは
詩の原点かも知れない