瓦山瓦版

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🔴食用菊・もってのほか🔴2024.10.20

2024-10-20 01:45:00 | 日記
 近所の友達が 
  畑からピンクの食用菊を
   切って来て下さいました
 先ずは 花瓶に活けて 
  仏様に御供え
   夕方 仏壇からいただいて
 花を摘み 萼〈がく〉を外し
  沸騰した湯に酢を入れ
   ざっと茹で 冷水にとる
 


 水気をよくきって
  酢醤油や好みのドレッシングで
   いただきます
 シャキシャキ感は絶品
   秋の風物詩のひとつ




 “もってのほか“ の名の由来は
  菊の御紋の菊を食するとは
   畏れ多くて
    もってのほか・・・
 それでも 秋になると
  誘惑に負けて 
   食べちゃう 私達です

🟠瓦山瓦版🟠No.94🟠2019.7.1版

2024-10-20 01:26:00 | 日記
  半夏の一つ咲き
 季節には 
  四等分した 四季 春夏秋冬
二十四等分した 二十四節気
七十二等分した 七十二候がある
 七十二候に 
半夏生〈はんげしょう〉とあり
 夏至より十一日め
  七月二日頃

“種蒔きに 遅速の大幅な
  違いが無ければ
 半夏生の日に
  ほとんど間違い無く
   一つ咲き を確認出来る“と
 長年 山形で紅花園を営む
  老人は語る

 早朝 広い紅花畠の中に
  ポツン と一輪
   紅花が咲く
 それを合図の様に
遠近に 開花が広がると言ふ
  世に言ふ 紅花の
 “半夏の一つ咲き“

 紅花は昔から
  末摘花 と表現する
 源氏物語 第六帖 末摘花は
   常陸宮の姫君の名で
  鼻が赤かったので
    この名が出たといふ




 六月の月例会の日
玄関と卓上に そして仏壇にも
  ドクダミの花を飾り供えた
 ドクダミには 
  葉に斑〈ふ〉の入った 
ゴシキドクダミ〈カメレオン〉
 八重花のヤエドクダミ等がある
  花は白十字 葉は心臓形
 強い香りで 虫を寄せない
  ヨーロッパでは 教会⛪️に植え
 花の姿を十字架✝️に見立て
   群れ咲く様子を
  鑑賞する風があるといふ
 清楚で 凛とした佇まいは
  好ましい




 6月10日のえんそく
16名の方が御参加下さいました
 初夏の山間〈やまかい〉の道を
  中山平まで 
   🚌バスに揺られ揺られ
 会話の弾む楽しい一日でした
  有難う御座いました

🟡スーパームーン🟡2024.10.18

2024-10-17 23:58:00 | 日記
 今日の月はスーパームーン
  煌々とのぼる🌕
   高齢出産の次女の
 産後肥立helpの帰り
  既に高く耀く🌕を眺める

   見ると 少し下に
  飛行機雲の軌跡
 遥か彼方の月
  すぐ上空の飛行機雲
    ここから眺めれば
 月と飛行機の 
   near miss❗️かと・・・
  
 眺めているうちに
  月に叢雲
   スーパームーンを
 雲が覆い隠す
  無粋な雲でもあり
 風情もまた あるかな・・

   今日は次女の検診日
 長女と二人で
  3ヶ月の孫のお相手留守番
   遅くまでかかった検診で
 思いがけず
  月の出の時刻の帰宅となった
   暫し佇み 
    一日を振り返る



   生きている時間⏰
 宇宙時間からみれば
  瞬きの間
   泣きも笑いも哀しみも
  一瞬の通過点
 今日の一日の幸を
  有難う・・・

🟣瓦山瓦版🟣No.93🟣2019.6.1版

2024-10-16 00:16:00 | 日記
  NTTの空き地の窪地に
 大雨の後 雨水が溜まった
   四月下旬
  蛙の母さんは
 寒天質の紐状に繋がった
数珠子〈じゅずご〉と呼ばれる
  卵を産んだ
十日程で孵化したおたまじゃくしが
 ウヨウヨと真っ黒に群れて
  泳いでいる
 おたまじゃくしは
その形から 御玉杓子 と書かれ
  一文字漢字では 
   蛞〈かつ〉
 また 蝌蚪 と書いて
  かえるご とよんでいるが
俳人たちは カト と
 音読みにして使う
  早い種類では
 1ヶ月半程で
  手足が生えて 尾が消える
 両生類故 溜り水の水位を
  案じる日々も終わりとなる




 Aさんから 新美南吉の
“でんでんむしのかなしみ“ 
 といふ絵本を見せていただいた
  
 背中の殻の中は 
  悲しみでいっぱいと気が付いた
 一匹の🐌蝸牛は
  友達の🐌蝸牛を訪ねて
   “苦しい“と訴えると
 その🐌蝸牛も
“わたしの殻の中も
 悲しみでいっぱいです“と言ふ
 次々同じ答えに
  始めの🐌蝸牛は
みんな哀しみを持っているんだと
 嘆くのやめにしようと思いました
  といふ おはなし

 哲学書に出会った思い
  時計⏰をイメージさせる
殻の挿絵も また哲学的
 作者は 知ってか知らずか・・
🐌蝸牛は 雌雄同体生物
  これもまた やるせ無い




 初夏の花談義
   泰山木 朴の花 山法師
  花水木
 その白い花は 梢の頂きに
  天に向かって咲く
   下から仰ぎ見ても
 葉に遮られて 定かではないが
  高みや 谷を隔てて眺めると
 白い花が 目に鮮やかに
   見えると言ふ
  それはまるで
 蓮の花の様であると言ふ

 我家の 大山蓮華は
  蓮の字を冠されながら
 俯いて咲いている





  
  


🟠子縁成就🟠2024.10.12

2024-10-14 18:57:00 | 日記
 子縁成就
  秋の御堂に
     雲一朶

 次女夫妻
  なかなか コウノトリに
   立ち寄ってもらえず
    ここ 定義山に
 子縁成就をお願いして
  数年
   おやおや こちらで
  お待ちでしたか・・・と
 待望のコウノトリさん
   足を運んで下さいました

  今年七月 男児誕生
 やっと ここ定義山に
   御礼参拝が
  叶いました

   以前 祈願に伺った折
 運動会の玉入れの玉状の
紅白の枕を盛った盆から
  後ろ向きに ひとついただく
 娘は 白い枕を
     お借りして来ました
 白は男児 紅は女児とか・・
  成就した暁には
   もう一つ 枕を作って
 お返しします
成就した縁起のよい夫妻の
  お礼の枕
 成就の繋がりを
    願って止みません



 授かった男児は
     昭和の児
  この坊やと
     相似形です