カヤ日記

活動する研究者、かやちゅ。@カヤニストの行動記録
カヤネズミの研究&保護活動や野生生物の保全に関する話題をつれづれに

カヤネット調査会 in 滋賀

2012-06-09 | フィールドノート

6月3日(日)カヤネット調査会でマキノへ。
昨年の観察会に続き、地元滋賀、福井、新潟、京都から、7名のカヤネット会員が集結した。

先月、負傷した足のけががまだ治りきらず、午後から参加。
先発隊は、午前中に1箇所で新巣を発見して、意気揚々。
JRマキノ駅で合流後、地元会員のSさんとKさんの案内で、海津大崎を経て、次の調査地点へ向かう。



桜の名所で有名な海津大崎。遠くに見えるのは竹生島。

とある茅葺き集落の草刈り場(?)で、2箇所目の調査。
ススキの株が点在する草地だったが、草丈が低く、残念ながら巣は見つからなかった。
定期的に刈り取りが行われているようで、畦には在来の畦畔植物が多く、いい環境が保たれていた。

集落内に移動して、3箇所目の調査。
茅葺きの材料を得る茅場として管理されている場所らしい。
アカショウビンのキョロロ・・・という鳴き声を聴きつつ、メンバーは草むらの中へ。



30分ほど捜索したが、こちらでも残念ながら巣の発見にはいたらなかった。
草丈は、2箇所目と比べて高めだったが、6月にも関わらず、春の花がまだ結構咲いていたので、ちょっと時期が早かったのかも知れない。

今回、私自身は巣をみられなかったが、新潟から調査会初参加のKさんが自力で巣を見つけたと嬉しそうに話されていたので、よかったと思う。

途中、立ち寄ったマキノ集落内の造り酒屋。
銘酒「花嵐」を購入。



発泡性の日本酒で、非常に美味でした。
酒のあてに買った、氷魚の甘露煮とモロコの南蛮漬けも◎。


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