かやのなか

あれやこれやと考える

宇宙人とコロナ

2021-06-21 02:42:19 | 日々のこと
コロナウイルスの蔓延により、地球が宇宙人になど狙われていないことが明らかになってしまった。
緊急事態宣言が発令されて自宅にこもっていたとき、ふとベランダから静まり返った街を眺めていてその可能性に思い当たったとき、ひどく寂しい気持ちになった。

いくつものSF映画やSF小説で描かれていたように、もしも本当に宇宙人が存在し、青く美しいこの地球の支配を企んでいるのだとしたら、昼夜を問わず監視しているはずだ。だとしたら、その星で最も忙しなくうごめいている人間の様子がおかしいことに気づくだろうし、この機会に攻め入らない手はない。
そう考えると、とても寂しくなってしまう。地球があまりにも孤独な星になってしまう。
でも、宇宙人はたしかに存在し、巧妙に地球に入り込んでいる可能性もまだまだ捨てきれない。
ある朝、急に隣人が人間の皮を脱ぎだし、中から宇宙人が出てくるかもしれない。飼い犬がすくと二足歩行を始めるかもしれない。そういう希望を忘れずに生きていきたい。