手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL-156pp ちょっと気になる症状 その後

2015年02月17日 00時15分37秒 | 真空管アンプ

EL-156ppに気になる症状が出ていたが、原因がわかった。
負帰還用の抵抗に位相補正として パラにつないでいた コンデンサの容量だった。
一応、30-50Khzあたりで ピークが見られたので、それを抑えるために入れていた。
その容量が多き過ぎたようだ。ディップ・マイカの82pFだったが、その半分の42pF
あたりで、症状が治まった。

この原因は何だったのかと、考えてみた。思い当たるのは、裸ゲインが高いことと
NFの量が、私がこれまで作ってきたアンプより、かなり多いということだ。
低域のウーファーの能率が 97dBなのに対し 中域、高域が89dBくらいなので、
中高域のアンプのゲインがかなり高い必要があった。これまでは中高域にホーン型を
使っていたので、そういう経験がなかったということだ。

これまでと違って、未体験のことも出てくる。

 


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