EL-156ppに気になる症状が出ていたが、原因がわかった。
負帰還用の抵抗に位相補正として パラにつないでいた コンデンサの容量だった。
一応、30-50Khzあたりで ピークが見られたので、それを抑えるために入れていた。
その容量が多き過ぎたようだ。ディップ・マイカの82pFだったが、その半分の42pF
あたりで、症状が治まった。
この原因は何だったのかと、考えてみた。思い当たるのは、裸ゲインが高いことと
NFの量が、私がこれまで作ってきたアンプより、かなり多いということだ。
低域のウーファーの能率が 97dBなのに対し 中域、高域が89dBくらいなので、
中高域のアンプのゲインがかなり高い必要があった。これまでは中高域にホーン型を
使っていたので、そういう経験がなかったということだ。
これまでと違って、未体験のことも出てくる。