手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL-156pp にトライする。その2

2014年12月17日 00時46分58秒 | 真空管アンプ

 さて、EL-156ppだが、私がこれまで作ったアンプの中で これは間違いなく 「BEST」なアンプだ。

両CHのアンプが同じ構成でないので 細かいところでは違いはあるが、基本的な音の傾向は同じだと思える。
とにかく、分解能、音場の再現性は素晴らしい。
Pops系は、まるでスタジオに居るかのように 音が再現される。
Mixingの様子がわかるというと、ちょっと大げさだが、大瀧詠一がVocalを被せているのもよく解る。
アコギから出る 空間を満たす音もわかる。

細かく聴くと 左右CHの出力トランスが 山水のSW-70とTANGOのFX-40 なので当然、微妙に高域の
音が違う。
SW-70を使った方は、軽く出力も60Wを少し越えた。

とにかく 我が家の DYNAUDIO CONTOUR 1.8 MK2 が鳴った。
このSPの潜在能力は 結構あるのだと 初めて感じた。

とにかく、LPでもCDでも 手持ちの音源の全てが 見違えるような音を出す。
Vocalが 音に埋もれない。

ただし、まだ課題はあって、トランスの特性のせいか、どちらのCHでも 20KHz以上で ピークが出る。
負帰還抵抗にパラで繋ぐコンデンサの調整が必要だ。

 とは言え、やはり EL-156は素晴らしい。6384ppの音が完璧にかすんでしまった。

さて、こうなると場当たり的に作った状態を ちゃんとしたシャーシに移植しなくてはならない。

ここは、せっかちにならずに、じっくりと取り組まねば、、、、、。


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