手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

真空管SRPP ラインアンプ その3

2012年04月30日 00時29分19秒 | プリ・アンプ

 6DJ8のSRPPラインアンプだが、

・電源の定電圧化

・出力インピーダンスをもっと下げる

ことなどを aikidoAMPの回路例をみながら考えていたが、Web上を眺めていたら

カソードに入れるコンデンサの容量を6,800μFにすると質感が向上したという記事を見つけた。

これは簡単に試すことができるので、手持ちのなかから倍の15,000μFを付けてみた。

ちなみにそれまでは、1,000μFだった。

なんだか低域が締まった感じがする。これは、いいかも知れない。

ただし、これは、別に要因があるのかも知れない。というのが、低音の出方を改善する方策として

アンプの出力アップを考えていて常套手段であるBTLを 再度試してみたくなった。

新たにBTLのアンプを作るには、それなりに準備など時間がかかるので、手持ちのアンプを使うべく

BTLアダプタを使ってみることにした。昔、ラジオ技術に西川氏が書かれたいたのを思い出した。

ラジオ技術も先日、整理したが、その回路はスクラップとして残していたような記憶があったので、探してみた。

無事に見つかった。これは、以前、試しに作ってみたことがあるのだけど、当時の私の問題意識では 

あまり有効とは思えなかったようだ。たしか6L6GCのppアンプをBTLにしたと思う。

迫力は出たが低音がボテボテになったような記憶がある。

ということで、基板はすぐにバラしたと思われる。

今回は、手持ちの石のアンプのパワーアップという目的に使えそうなので、急遽、作ってみた。

クリスキットと手持ちの30W弱の2台アンプをつなぎ低音用に、中高域に金田式UHC Mos FETのアンプを

使った2Wayのマルチとした。

このパワー・アンプ群に 今回のSRPPのアンプをつないでみた。

ということで、まだ聴きこんではいないが、なかなか「いい感じ」だ。

全体の、音は金田式DCアンプが支配的な感じなので、今までの音の傾向は継承しているので

違和感はない。

ということで、SRPPの検証というより BTLの有効性を感じることができた気がする。

となると、BTLアダプタをきちんと作り、BTL用のパワーアンプも ちゃんとそれ用に作る必要性が

出てきた。

 

 



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