手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

ライン・アンプ その後 その3

2014年12月11日 02時00分25秒 | プリ・アンプ

 この2日ほど

(1)SATRI-IC + 2SK117(ソース・フォロア送り出し)
(2)C3m + WE407A(カソード・フォロアー)+ 金田式安定化電源(誤差増幅はWE408)

を聴き比べている。がやっぱり結果は同じだ。
C3mの方は、低域に偏った音だ。SATRI-ICに比べると、スネア・ドラムの音がクリアに
浮かび上がってくる。トーン・コントロールで中高域を少し持ち上げたように聴こえる。
ということで、私の耳と主として聴く音楽のジャンルから、
・SATRI-IC の方が常用になりそうだ。
・C3mは 雰囲気と弦の音がいいので、これはこれで捨て難い魅力ある音だ。

ということで用途に応じて、切り替えて使えるようにC3mをちゃんと組んでやらないといけない。

それと、ペルケ式の方も 時間をとってもう少し聴き比べしてみなくては。


 さて、ライン・アンプの品定めと並行して EL-156ppにも取り掛かることにした。
とりあえずは、適当なアルミ・シャーシに モノラルとして組み込み、いわゆるプロト・タイプを
作ってみようと思う。

できればプレートに600Vくらいかけて、ハイ・パワーアンプということも考えたが、最近はもう
高耐圧の電解コンデンサが製造されていないようで、これは、ちょっとむづかしいかも知れない。
ということで、整流後の電圧が460vくらいの動作を予定している。

手持ちの資料をかき集めた結果、すごくオーソドックスな回路で試すことにした。
渡辺直樹氏がMJ誌の1980年3月号に発表された製作記事だ。

何の変哲もない回路だが、結局はそういうところに落ち着くのかも知れない。とりあえず
monoなので、片chだけは、明日には組み上がりそうだ。


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