手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

C3mでライン・アンプ その3

2014年12月01日 00時37分01秒 | プリ・アンプ


 さて、このところ ライン・アンプが悩ましい。
以前も、金田式のライン・アンプとSATRI-ICとの間で随分悩んだことがある。
金田式のSATRI-ICよりも、カチットとした音と言えばいいのだろうか、
そういう音が私としてはあまり好ましく感じなかった。たぶん金田氏が主に
オーケストラを聴かれることと関係があるかも知れない。私はあまり聴かないので。
SATRI-ICの方が、JAZZやPOPsには向いているように感じていた。ファっとした
空気感というかLIVE感が出るように思えた。たぶん使うスピーカーにもよるだろう。
私のように、重たいコーンのウーファの場合は、まりり引き締まった音を出す
アンプは向かないのかも知れない。

で、今日は、C3mのライン・アンプとSATRI-ICのライン・アンプで聴き比べてみた。
昼間なので、少々音量を大き目にしてみた。

C3mは、「Bill Charlap」率いるNEW YORK TRIOの「Blues In The Night」を聴くと
やたらとBassの音がブーミィで膨らんで聴こえた。

続いて POPs系でバスドラとベースの音をCheckするのによく使っている
「今井美樹」の「PRIDE」をかけてみる。

音量感は十分だし、Vocalも良い。ただちょっと布袋さんのギターが飛び出してこない
感じはする。悪くはない。

続いてSATRI-ICのライン・アンプで鳴らして見る。
出だしの1曲目から音場の表現が違う。C3mがLiveの音で、SATRI-ICの音は Studioの
Monitorで聴く音。と言った感じだ。

Vocalが微妙にきつい感じと濁りを感じる。が、バスドラとBASSの音の切れと抜けがいい。

SATRI-ICの方は、回路的にはいじる箇所は、三端子レギュレータ以外にはない。
これは少々、むづかしいので 置いておくことにして。

C3mの方は、電源を定電圧化するという手段がある。たぶん電源で音が変わるだろう。

といいうことで、以前、作った 金田式管球CDプリの定電圧回路の基板を捜してきた。
WE403を使ったやつだ。

ただし、これは100V対応。なので、とりあえず手がかりを得るために、三端子レギュレータを
使った回路を明日作ってみることにしよう。


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