手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

窪田式パワーアンプに挑戦 その1

2012年05月20日 00時38分50秒 | TRアンプ

この2週間ほどは、BTL方式を用いて 低域アンプのパワーアップを
試している。久しぶりに ウーファを Gauss5831からTAD1601に
替えてみたら、やっぱりTADの1601の方が、低域の音が下がる。
一般人が入手できるウーファユニットとしては これが最強かも
知れない。

さて、そのウーファを駆動するためのアンプをどうすべきかとこの
2週間ほど手持ちのアンプの中で試行錯誤してみた。
金田式MOS-FETのアンプは、BTLアダプタを繋いでも特段の問題も
なく使えた。もう片方には、
(1)クリスキットⅡ(公称出力35W)、
(2)上下対称型のアンプ(推定出力25W)
(3)SATRI-IC使用のアンプ(推定70W出力)
を試してみた。音の傾向を別にすると(3)がすごく力強くて
良かったのだが、TEST段階では問題なく動作したが、入力側のケーブルに
モガミを使ったら みごとに発振してしまった。
スピーカーから「ブーーーン」という唸り音が出たときには、
「しまった」と冷や汗ものだったが、スピーカーは何事もなくて
一安心した。
(2)は、何となく音場や力感が合わない感じで パスした。
(1)は、古の金田式アンプに使われていた石を使っているせいか
音色が合うので、これを試すことにした。
ただ、BTL接続にすると、石に流れる電流が増えるみたいで
ヒートシンクがかなり熱くなった。
緊急措置で、ヒートシンクを2階建て状態に 追加して 何とか
使える状態になったようだ。
ただ、終段の 2SA627と2SD188のシングルppだと 荷が重いようだし
電源トランスも熱くなるので、なんとかまともなアンプを調達しようと
思った。

で、触手が動いたのが 窪田式アンプだった。
幸い 2SK1530と2SJ201が手元にあるので、これに手持ちの50V供給できる
電源トランスを使い BTL接続向けのアンプを作ることにした。
パーツはほぼ手持ちで足りるようだった。
指定のTRは揃わないが、なんとか代替品でいけそうだった。

ということで、4日前から プリント基板を作り、パーツを取り付け
昨夜から調整を始めたが、やっぱり思ったように簡単にはいかない。
調整方法も初めての方法だし、エッチングが悪くてパターンが切れて
しまった基板を使ったりしたもので、昨夜から 基板のミス探しと
調整で 疲れてしまった。




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